2006年8月発売
ジャイブ・バンドの魅力を現代に甦らせ、しかも自作の曲を中心にユーモアあふれる日本語で歌ってしまうグループの傑作選。狂牛病のことなど考えもしなかった時代に書かれた(1)や、彼女を口説くも結局は帰られてしまう(5)の面白さが抜群の味を示す。
スカポンタスの3rdアルバム。Dragon AshのKjと10-FEETのTAKUMAをフィーチャーしたリード曲ほか、さまざまなアーティストとのコラボレーションが実現。これは聴き逃せない!
宮本駿一の5曲入りミニ・アルバム。インスト曲も含め、ピアノ弾き語りシンガーの真骨頂といえる内容ながら、ラテン系のアレンジを採り入れるなど、新たなサウンド・アプローチも提示された意欲作。
3人組バンド、ANATAKIKOUのメジャー・デビュー・シングル。澄みきったメロディ・ラインが美しいタイトル・トラックは、すでにライヴでは披露されていた人気曲。ドラマティックな詞の世界にも注目。
水谷川の第2作は、「ペール・ギュント」チェロ版の世界初録音と、シベリウスの歌曲の編曲版という、珍しいというか意欲的なアルバムとなった。スロー・テンポの曲の方が、彼女の歌心がよく発揮されている。シベリウスがなかなかいい。ピアノは雄弁でうまい。
富山県八尾町で行なわれる“風の盆”の名物となっていた故・若林久義の胡弓を継承する孫娘の美智子。「越中おわら節」(独奏ヴァージョン)では、二胡とは一味違う音色による情感世界にすい込まれる。意外な外国曲も演奏し、胡弓の可能性を探っている。
制作・出演
アレックス・アクーニャ / ジョン・パティトゥッチ / デイヴ・グルーシン / パトリース・ラッシェン / ブライアン・ブロンバーグ / リチャード・ボナ / リー・リトナー / ヴィニー・カリウタ2ベースにシーラEも加わるリズム隊でラテン、アフロを絶妙にブレンドした上をリーが快調に飛ばす(1)や、アフリカをイメージした(7)(9)などアコースティックも前面に出した新味あふれる快作。(8)のパトリースも最高にイイ! 12歳の息子ウェスリーが2曲に参加。★