2006年9月6日発売
沖縄発ポップ・ロック・バンドのセカンド・アルバム。元JUDY AND MARYの恩田快人プロデュースで、より柔軟になったツイン・ヴォーカルとバンド・サウンドは必聴だ。喧騒を忘れつつ日常を感じられる素朴な音楽性は、欠如がちのピュアネスで満ちている。
元ホワイトスネイクのギタリストによるブルース・アルバム。ヴォーカルも達者なバーニーが、“ヒズ・バンド”(女性コーラス含む)とともにサラッと仕上げたかのような、リラックスしたムードが心地好い。ジミヘンのカヴァーもファンキーでライトな印象だ。
元イエス、エイジアのスティーヴ・ハウ、元ジェネシスのスティーヴ・ハケットのツイン・ギターを中心に結成された5人組GTRのデビュー盤。広大なサウンドをバックに卓越したギター・ワークと高音が冴えるマックス・ベーコンのヴォーカルが一体と成す。
2006年で結成3年になるバンドのファースト・アルバム。レゲエ、スカ、ファンクなどの要素をベースにしつつ、その作品はある意味ポップス。とても親しみやすく明るく、前向きでくったくがない。ハッピーな雰囲気にあふれている。
日本テレビ系『マネーの虎』をきっかけにクエイクレコーズをスタートさせ、トランス・シーンに一石を投じたDJ UTO監修のトランス・コンピ。ヨーロッパのダンス・ミュージック・チャートをにぎわせた楽曲を多数収録。
QP-DESIGNから改名した4人組ロック&ポップ・バンド。綿密に構成された歌詞やメロディとメンバーの遊び心が絶妙に絡み合う。映画『犬と歩けば』などの篠崎誠監督が手掛け、和田聡宏と松尾れい子が出演した「モラトリアムブルー」のPVにも注目。
ゼブラヘッドなどで有名なプロデューサー、ジョン・セント・ジェームスに見出された、カリフォルニア出身のエモ+ラウド・ロック・バンドのデビュー作。型にはまった曲だけでなく、(6)(8)のようなメロディ本位の普遍的な魅力を持つ曲を書けるのがこのバンドの強み。
良質なカヴァー・レゲエ・アルバムを制作するプロジェクトの第3作。今回もバラエティに富んだ趣味のいい選曲、統一感のあるしなやかなサウンド・プロデュースと、クオリティの高いアルバムに仕上がっている。ブックレットもおしゃれだ。至極の気持ちよさ。
独自の感性で選ばれた作品が、肌触りのいいヴァイオリンによって優しい時間を紡ぐ。ここへきて、感情表現の起伏が豊かになったようで、その陰影が不思議な色合いを醸し出している。白石のピアノは、その大きな懐を持った音楽性で彼女の世界を強力にバックアップ。
2006年4月1日、NYのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで念願だったフル・オーケストラとの共演を収録したライヴ3枚組。叙情派プログレとも呼ばれる彼らの音世界が、一段と壮大なアレンジで繰り広げられる演奏は贅沢そのもの。なかでも26分超の大作[3](1)は圧巻。