2007年1月24日発売
沖縄出身の8人組のファースト・アルバム。4管のホーン・セクションを擁する編成から単なるスカ・オリエンテッドなバンドかと思いきや、メンバーの数だけ引き出しがあるということか、色とりどりの宝石箱のような一作となっている。特に「モーニングスター」はかなりの名曲。★
DIY精神で楽曲を生み制作するNY出身の3ピースのデビュー・アルバム。ポスト・オルタナティヴ的なサウンドは、繊細さと熱っぽさが同居したギター・サウンドで豊かなメロディ世界を構築していく。取り囲む空気感も込みで聴きたい深みがそこにはある。
イギリスはウェールズ出身の4人組による2作目。ソリッドなビートを弾き出し、ピュア・ギター・オリエンテッド・サウンドによる楽曲は、オルタナティヴからパンクに至るまで、さまざまな要素を経由してアグレッシヴかつシンプルなスタイルへと導く。
Erina(vo)、Yoshinobu Sugimoto(b)によるユニットの両A面デビュー・シングル。ロック・サウンドとクラブ・ミュージックを融合させたアッパー・チューン「ファーストカラー」、ハスキーで切ないヴォーカルが印象的なミディアム・バラード「Last Letter」を収録。
エリック・クラプトン、グリーン・デイ、バックストリート・ボーイズといった人気洋楽アーティストの楽曲を、トランス・アレンジで聴かせる企画盤。トランスへの入門編としてもうってつけの一枚だ。
フロリダはジャクソンヴィルを本拠に活躍するJJグレイ&モフロの通算3作目。サザン・ロックというよりは、スワンプな香りが強いルーツ・ロックを聴かせる。ギターの音色が太くて土臭いが、全体にあっさりしているのは時代性だろうか。掘り出しもの的一品。★
19歳とは思えないヴォーカルの深みを聴かせる宮川愛のサード・シングル。前2作とはうってかわった、初挑戦のバラード・ナンバーには、もともとの彼女のルーツを形作ったR&Bやソウルなどの質感がミックスされ、聴きごたえ十分なラブ・ソングができあがった。