2007年10月10日発売
元シトラスの江森丈晃と渡辺正人によるユニットの、初フル・アルバム。フランス人女性ヴォーカリストをフロントに据え、鬼怒無月、高井康生、加藤雄一郎らがジャジィで室内楽的なサウンドを展開。上質なリリシズムが支配する、気品に満ちた作風に仕上がった。
ミシェル・ルグランといえば映画『シェルブールの雨傘』であまりに有名だが、このアルバムは『シェルブールの雨傘』の音楽をシンフォニックな組曲に仕立てた作品。ルグラン自身がロンドンsoを指揮し、カップリングの「恋」では華麗にピアノを聴かせる。
英語作品としては2年半ぶりになるアルバム。タバレスのディスコ・クラシック「愛のディスコティック」ほか、70年代ソウルの名曲をサンプリングしたダンス・ナンバーを中心に、ジェニファーの官能的なヴォーカルを際立たせる曲が並んだ極上のポップ作品。
ジャズ、R&B、ラテンといった幅広い音楽性をしなやかに身につけた女性シンガー、JUJUのファースト・フル・アルバム。生楽器のおだやかなグルーヴが印象的な「奇跡を望むなら...」、ファンク/ラテンの要素を取り入れた「Song for you」など13曲を収録。
ゆらゆら帝国、2010年3月31日をもって解散!! ゆらゆら帝国がオフィシャルサイトで、「ゆらゆら帝国は2010年3月31日をもって解散することになった」と発表した。 また、解散の理由は、 「アルバム「空洞です」とその後のライブツアーで、はっきりとバンドが過去最高に充実した状態、完成度にあると感じた。」 「「空洞です」の先にあるものを見つけられなかったということに尽きる」 と発表している。 シングル・ヒットした「美しい」のアルバム・ヴァージョンを含むゆらゆら帝国の、通算10作目のアルバム「空洞です」。 ゆらゆら帝国解散の理由となるほどの完成度の「空洞です」は、トレモロ感覚の電震するサイケから、ゆらゆら揺れるレズリー・サウンドまで、リズム感覚の新しさとレトロな音との絶妙なバランスがイカシているアルバムだ。
太鼓奏者、レナード衛藤(スティーヴ衛藤の弟)の6枚目となるアルバムは、弦楽カルテットやピアノと共演した野心作。格調高く荘厳な雰囲気は昔の邦画のサントラを思わせる。父である箏曲家、衛藤公雄が作った「思い出」以外は自作。この人、単なる太鼓奏者じゃない。
インディーズで活躍中の17のアーティストが集まったコンピレーション。ジャンルを問わず現在進行形のアーティストが勢ぞろい。なかでもsleep warpは、アニメ『BECK』挿入歌の『BECK』ヴァージョンで「Farewell」を収録、これは本CDが初音源化となる。