2007年11月21日発売
TOTOのヴォーカリストとして活躍した彼が、ピアノ弾き語りで送るポップ・カヴァー集。彼が十八番とするポール・マッカートニーの「メイビー・アイム・アメイズド」や、ノラ・ジョーンズがヒットさせた「ドント・ノウ・ホワイ」など、新旧問わずセレクト。極上の歌声とシンプルなアレンジで、曲の良さをあらためて実感する。
元TOTOのヴォーカリストのバラード・アルバム。デヴィッド・ハリスのピアノだけをバックに、フィル・コリンズ、ジェイムス・テイラーなどの名曲を丁寧に歌う。選曲も幅広いが、エヴァネッセンスのヒット曲のカヴァーにはびっくり。
女性アーティストのラブ・ソングの名曲を、Little TempoのHAKASE-SUNがアレンジしたカヴァー・コンピ・アルバム。山里ありさのリラックスした雰囲気、AMADORIの暖かな歌声など、オリジナルとは一味違った開放的で優しいグルーヴが楽しめる。
制作・出演
KennyRampton / ザ・チャールズ・ミンガス・オーケストラ / ダニー・マカスリン / テリオン・ガリー / ボリス・コズロフ / マーク・ホイットフィールド / ロニー・キューバ / 西村協発売元
SSJスティーヴィー・ワンダーの作品を中心に歌った2007年、NY録音作。チャールズ・ミンガス・オーケストラのメンバーによるパワフルな演奏に乗せてダイナミックにスウィングする1、4曲目が好トラック。「レイトリー」は起伏に富んだヴォーカルとともに若宮功三の色彩感あふれる編曲もいい。
人気レーベル、EXIT TUNESのヒット曲ばかりを収録したコンピレーション。おなじみのアニメ・ソングがアグレッシヴなトランス・アレンジで甦るほか、クラブ・ヒット・ナンバーも楽しめる。
松任谷(荒井)由実の名曲を英語詞のジャズ・アレンジでカヴァー。ウッド・ベースのソロで始まる大人っぽいオムニバス盤。参加ミュージシャンは、レイ・チャールズの娘のシーラやサックスのデイヴィッド・サンボーンなど豪華。名曲はアレンジを変えても心に伝わるといういい例。
宝塚歌劇団・雪組のメンバー5人で結成されたアクアファイブのデビュー・シングル。IAAF世界陸上2007大阪大会の開会式でも披露されたこのナンバーを提供したのはゴスペラーズ。魅力的な楽曲と豊かなハーモニーが見事に融合している。 『宝塚歌劇団』特集はこちら
35枚目のシングル。「みかん」は、一度の人生、積極的に生きてゆこうと歌うダンサブルなナンバー。長さは違えど、時間の流れるスピードだけは誰に対しても平等なのだと気づかされる。「ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB GIRL」は、ミュージカル調のメリハリあるメロディに、深刻さを排除した歌詞が心を弾ませてくれる。
2006年に、TAKUIから中島卓偉に改名したシンガー・ソングライターの7曲入りアルバム。“明るさ”にこだわったというポップで快活なロック・ナンバーがズラリと並んでおり、耳に自然と飛び込んでくるメロディとサウンドは実に心地好い。
石川梨華のサイド・プロジェクトの印象が強い美勇伝だが、彼女はとっくにモーニング娘。を卒業しているのだった。そんな美勇伝のシングル・コレクション。モー娘。の遺産を受け継ぎつつ、“平成のセクシー歌謡曲”を見事に体現。通好みなユニットだぜ。
世界一の(ア・カペラ)コーラス・グループである北欧の5人組が、合唱の世界で最大級の名声を誇る指揮者にオファーし実現した、異色のコラボレーション。北欧の民謡風合唱曲を、合唱ともクラシカルなヴォーカル・グループとも別次元の清明さで歌う。まさに天国的。★
73年マジソン・スクエア・ガーデンのライヴを収録した2枚組。映画『狂熱のライヴ』のサントラでもあり、絶頂期のコンサートの模様をとらえたヒット作で、貫禄を感じさせる演奏が印象的だ。さすがに今でもカッコいいと思う。6曲を新たに追加。
“磁器”というタイトルが示すように、穏やかな空気の流れを感じる曲集。基本的スタイルは反復によって進められる。「ロッカーバイ」まではマイケル・ナイマンやジョージ・ウィンストンがお好きな方向き。「ブロークン」以降はメロディアスな傾向が強まる。