2007年11月発売
伝説的なサザン・ロック・バンド“オールマン・ブラザーズ・バンド”でも活躍する天才スライド・ギタリスト、デレック・トラックスが自身のバンドを率いて2000年に録音したアルバム。深みのあるサウンドがたまらない。
エルヴィス・コステロらのプロデュースでも知られるシンガー・ソングライター、ジョー・ヘンリーのANTI移籍第2弾、通算10作目のアルバム。ヴァン・ダイク・パークス、ビル・フリーゼルらがゲスト参加している。
潮田益子のソロが聴ける。ベテランの域に達した彼女だが、しなやかな音色と抒情的な表情は健在。まるで呼吸しているかのようなテンポの揺らぎが、聴き手の心に気持ちよく響く。小澤の指揮も巧い。研ぎ澄まされた「ジュピター」の弦合奏にも推進力がある。
中島美嘉のカヴァー「舞い散る雪」を大ヒットさせた83年生まれ中国出身の女優、シンガーの日本デビュー作。ジャケットを見てのとおり清楚な美人で、バラードのほか、「レット・イット・ビー」のイントロで始まる「Hey!The Beatles」など、歌声もまた可愛らしくて魅力的だ。
風貌はサブカル少女でもアコーディオンで奏でる音は無国籍。このセカンド・アルバムでも、ジプシー・スウィングやミュゼット、タンゴやボッサといった多様な音楽性と、オトナの色香漂う声は健在。また、「さすらいのエトランゼ」ではエキゾなドラムンベースともいうべき斬新な試みも。
ドミニカ共和国で育ったアメリカ人女性、キャット・デルーナの1stアルバム。R&B/ヒップホップからレゲエ、ラテンまでを盛り込んだ自作曲に力強いヴォーカルを乗せ、新世代の歌姫を思わせる存在感抜群の一枚に仕上げている。
デビューからの15年間を詰め込んだ、accessのベスト・アルバム。デビュー曲に始まり、数々のヒット曲、メンバーの浅倉大介、貴水博之が選曲したナンバーなどを収録。入門編にもコアなファンにもおすすめできる作品だ。
男女ツイン・ヴォーカルを聴かせてくれる3人組ユニット、Blue Trikeの1stアルバム。心地よい歌声を大切にしたアコースティック・サウンドで、1冊の本を読んでいるかのような感覚を与えてくれる作品だ。