2007年2月発売
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンドの2年ぶりの6作目。ラップ風のヴォーカルを聴かせるタイトル曲、バンジョーをフィーチャーした「アメリカ」、ディスコを取り入れた「ディスコ・クイーン」など、新生面を見せる興味深い演奏だ。それにしても歌詞の多さにも驚かされる。
スウェーデン産メロディアス・メタル・バンドの2作目。高音域を活かしたヴォーカルと流麗なギター・ワークで、北欧然とした哀愁のメロディを際立たせた楽曲が並ぶ。ほんのり様式美がかったムードが日本人好みというか、その筋のマニアの琴線を刺激するはず。
元エグズメーションのギタリストを中心としたギリシャ出身のメタル・バンドの3作目。ヒステリック・シャウト系のヴォーカルとたたみ掛けんばかりのビートはスラッシュ+デスといった感じ。ただし、ギターは卓越したテクでメロウな旋律も奏で、起伏に富んだ構成が聴きどころだ。
NHK-BSのイメージ・ソングでお馴染みの男女二人のユニットによるマキシ・シングル。うっとりするようなMIYAKOの伸びのある美しい歌声によるバラードの「Eternal Snow」、アメリカ西海岸風の快活なロック・ナンバーの「fancy☆」など、さすがと言える出来となっている。
男女デュオ・ユニットの8作目となるアルバム。サウンドのテクスチャーに荒さと重さを加えたエレクトロ・ディスコ・トラック集に仕上げられている。配信にも積極的ながら、初回のみと思われるノベルティを含めたパッケージとしての凝り方も見事。
93年に発表されたムーンフラワーズの1stアルバム。前作のカヴァー集でロック以外のファンも獲得した彼らが、サイケなジャズ・ロックやダブ・パンクなどをたっぷりと聴かせてくれる。
もはやベテランの域に達している人の作品とは思えないほど若い作風にまずビックリ。白根賢一、三浦俊一の二人と“バンド”的ノリで制作されたサウンドの華やかさや楽曲自体のクオリティの高さにも脱帽した。何より森若の歌声が変わらずキュートでウレシイ。★