2007年3月発売
黄昏のサウダージ黄昏のサウダージ
発売元
株式会社ポニーキャニオン自分のサウンドやイメージを確立するのは簡単そうに見えてとても難しい。その高いハードルをこのトリオは作品を重ねることでクリアしてきた。極論すれば、どのアルバムを聴いても大きな違いはない。しかし、それでも新作が聴きたくなるのが彼らだ。
ブラック・アイズブラック・アイズ
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株式会社ポニーキャニオン藤田が望んだメイソンとの共演。それが実現した本作で彼女はチャレンジ精神旺盛だ。重量感があり、しかもグルーヴするリズムに鼓舞されながら、ピアノが熱く疾走する。でありながら、メロディに対する繊細な感受性も彼女の持ち味。ワッツの気合の入ったソロも○。
インテンシティインテンシティ
現ハロウィンのアンディ・デリスが在籍していたことで有名なドイツのメタル・バンドの、3年ぶり通算10枚目。哀愁漂うヴォーカル・メロディとエッジの利いたギター・リフを軸にしたダイナミックなサウンドが魅力の作品に仕上がっている。
ドリームクラッシャードリームクラッシャー
ダニエル・フレイベリ率いるフィンランドのエクストリーム・メタル・バンド、ネイルダウンの2ndアルバム。メロディックなデスメタルを土台にモダンな要素を採り入れた、オリジナリティあふれるメタル・サウンドが確立されている。
デッド・アゲインデッド・アゲイン
ゴシック・メタルの元祖が放つ4年ぶりのアルバムは、絶望的なまでのニヒリズムと、退廃的な残虐性によって彩られた、悦楽的な暗黒の音世界。こんなものに悦びを見いださなければならないとは、ヤツらが病んでいるのか、それとも我々か。いや、世界のすべてがそうなのだ。
「オール・イズ・ウォー」「オール・イズ・ウォー」
UKエイジアンによるブレイクビーツ/ヒップホップ・グループの約5年ぶりとなるアルバム。反権力、反メディア、反米といった思想を鮮明に打ち出した歌詞とインダストリアルなどの要素も盛り込んだ重厚なサウンドで過激に迫る、怒りに満ちた充実作。★