2007年3月発売
制作・出演
ギル・エヴァンス / ザ・ギル・エヴァンス・オーケストラ / ジミー・クリーヴランド / ジミー・ネッパー / ジュリアス・ワトキンス / スヌーキー・ヤング / ハワード・ジョンソン / ヒューバート・ロウズギル・エヴァンスがスヌーキー・ヤング(tp)らの名手を集め、1969年と71年に録音したアルバム。マンデイ・ナイト・オーケストラとは異なる趣だが、彼の天才的アレンジ力は本作でも健在だ。
ハンガリー生まれのギタリスト、アッティラ・ゾラーが1979年に吹き込んだアルバム。ロン・カーターとジョー・チェンバースをリズム隊に迎えた彼が、脂の乗ったプレイを聴かせてくれる。
1976年に録音されたセシル・テイラーの人気盤。ドラムスとアルトを従えた変則トリオで活動していた彼が、本作よりトランペットとテナーを追加。見事な編曲でアルバムの流れを作り出している。
1970年代のエンヤ・レーベルを支えたドラマー、マカヤが率いたグループの唯一のアルバム。1974年に吹き込まれた本作には、気が置けないメンバーとの硬質なセッションが記録されている。
86年に録音されたハル・ギャルパーの人気ピアノ・トリオ・アルバム。マッコイ・タイナーの影響を払拭し、独自のスタイルを確立した彼が、スタンダードの数々を華麗かつグルーヴィに料理している。
ソウル出身の期待のヴォーカリスト、Kの初の洋楽カヴァー集。70年代の楽曲を中心にロックからソウルまで幅広い選曲で楽しめる。「いとしのレイラ」がエリック・クラプトンの有名なイントロではなく、ジム・ゴードン作曲の後半のパートから始まるのが斬新。
国民的人気爆発を背景に2007年1月からスタートしたアニメ版『のだめカンタービレ』のサントラ。劇中音楽はもちろんのこと、千秋真一作曲「のだめラプソディ」も収録されるなど、のだめマニアにはたまらない最高のメロディ満載のオリジナル・サウンド集だ。
ポニーキャニオン時代を総括するベスト盤。CMソングやゲームのテーマ曲など、どこかで聴いたことのあるメロディが数多く収録されている。人気曲「放課後の音楽室」の新録ヴァージョンが聴けるのも嬉しい。
本国アメリカで長年活動しているバンドの、2003年に発表した第7作。レゲエ、ヒップホップ、ハードコアなどを軸とした骨太なサウンドが力強い。ヴォーカルはもちろんだが、ギターやホーンの演奏が実にかっこいい。ボーナスにバンド初期のレア・トラックを収録。
東京混声合唱団出身のソプラノ、Yuccaの1stシングル。アルバム『千の風になって〜スペシャル盤〜』において、1人多重録音で話題となった彼女の、この歌に込めた思いが伝わってくる。
劇場版アニメ『時をかける少女』の主題歌として話題を呼んだ「ガーネット」を含むセカンド・アルバム。11曲のうち5曲が鍵盤による弾き語りと、自らのスタイルをしっかりキープしながら、よりポップな方向へとシフトした意欲作。素朴な手触りのヴォーカルも魅力的。
CMやTVドラマで使われたクラシックの楽曲を、101曲も詰め込んだお買い得盤。こんなにもクラシックが使われていたことに驚かされる人も多いのでは? 全曲解説付きという、かゆいところに手が届く気配りも嬉しい。
ジャンル
グレン・ミラー楽団の40曲入り2枚組ベスト。オリジナル・グレン・ミラー、ニュー・グレン・ミラー、ミラーの空軍バンドからそれぞれチョイス。不滅の人気スウィング&ダンス・バンドの魅力を多角的な視点から総括した。スウィートなムードあふれる名曲揃い。
ジャンル
瀬川昌久氏の選曲・解説による全40曲収録の徳用盤。おなじみのヒット曲や有名曲を並べるのではなく、時代や編成ごとにテーマを決め、同じ楽曲を聴き比べるなど、学究肌の構成。入門者はもちろん、アマチュア演奏家や研究者も参考にしたい2枚組。
制作・出演
エラ・フィッツジェラルド / ヘレン・ウォード / ベニー・グッドマン / ベニー・グッドマン・カルテット / ベニー・グッドマン・トリオ / ベニー・グッドマン楽団 / マーサ・ティルトン / 瀬川昌久ジャンル
1935年から1939年までの全吹き込み、63年のコンボ再会セッションからCD2枚組40曲を収録。日本ではあまり紹介されていない優れた編曲、演奏、ヴォーカル曲も収録した、ベニー・グッドマンのスウィングの魅力を最大限に楽しめる味わい深い内容。
“桜”をコンセプトにしたカヴァー・アルバム。ほとんどの楽曲がヒット・チャートをにぎわしたものばかりなので、彼らのファンならずとも楽しめそう。カヴァーとはいえ1曲、自らも“桜”にチャレンジした新曲もあり。ボーナス・トラックの「木綿のハンカチーフ」「ノーサイド」もまた、聴きモノ。