2007年4月発売
主演の黒川芽以が自ら歌う映画『学校の階段』の主題歌。原作は同名のライト・ノベル。階段を駆け登る“階段部”が活躍する作品にふさわしい前向きな一曲。1〜3曲目、すべて作詞は本人。CDエクストラで、出演者たちがラップに乗せて自己紹介する動画が観られる。
ジャンル
プロデューサー兼エンジニア、I-DeAのカヴァー・アルバム。デニース・ウィリアムスやマンハッタンズなど、彼の愛聴曲とクラブ・アンセムを中心に大胆な解釈を披露している。
元FIELD OF VIEWのヴォーカリストのソロ(通算6枚目)。甘く憂いのある声、明快で美しいメロディにますます磨きがかかった爽やかな楽曲ばかりで、歌詞も含めスケール感が増した。ユ・ヘジュンとの共作曲のアルバム・ヴァージョン2曲収録。
ジャーマン・パワー・メタル界を代表するグレイヴ・ディガーの13作目。戦争と平和、そして自由をテーマに、ドラマティックかつスリリングな音世界を展開。愚かな人間に対する憤りや悲しみを滲ませつつ、半世紀以上のキャリアを誇るベテランの貫禄を見せつける。
インディ・デビュー・シングル「京子ちゃん」から2006年にリリースされた「人間なのさ」まで、疾風のごとく駆け抜けた5年間を濃縮したベスト盤。切ないまでに自らをさらけ出した歌詞、どこかフォーク調のメロディ、爆発的なパンク・サウンドがガッシリとぶつかり合う。
表題に読める無国籍性を感じつつ、だが強く思いを寄せる場所/情景が見えるようでもある。烈しく、また美しく、ラテン性を織り込みつつ繰り広げられる新鮮な感触のロック。カナダのバンド、ブロークン・ソーシャル・シーンのアンドリュー・ホワイト(g)率いるバンドの2作目。
マリーンのパワフルなヴォーカルと色彩感に満ちたビッグバンドのサウンドが相乗効果を上げる2007年作。切れ味鋭いアンサンブルに乗せてスケールの大きな歌を聴かせる「シング・シング・シング」、変拍子を用いて新鮮な印象にした「テネシー・ワルツ」、秋田慎治の詩情あふれるピアノがいい「レフト・アローン」など多彩な内容。
形は4曲入りシングルだが、イントロや曲順などに凝った“Classicsシリーズ”の第3弾。毎回季節感あふれるテーマを据えているが、今回は春〜初夏にかけて移ろう思いを、アコースティック感覚のミディアム〜スロー・ナンバーに託している。手堅い作りだ。
揺るぎない女性人気を誇るシンガー、約3年ぶりの6作目。今回もその期待に沿い、柔らかくロマンティックなスロー/ミディアムが目白押し。だが歌唱力は高いのだから、アグレッシヴな曲も数曲でも入れれば男性ファンもつかめるのにと思うと痛し痒し。
R&B界きっての伊達男、ジョーの4thアルバム。本人が手がけた腰が砕けるほどメロウなナンバーに、シャギーやミスティカルなどが参加した豪華盤。彼の魅力が余すところなく堪能できる。
制作・出演
ウォルター・アファナシエフ / ケニー・G / チャック・バーグホファー / デニス・バディマー / ブライアン・ブロンバーグ / ラモン・スタグナロ / ランディ・ウォルドマン / ヴィニー・カリウタ分析的な演奏でありながら音楽全体が自然に流れる中で、80分余りの充実の時間を過ごす。薄いと感じてしまうほどに引き締まって贅肉の削ぎ落とされた響きの中で、演奏者個々とその集合の存在がヴィヴィッドに浮上するさまが、DSD録音で鮮烈に捉えられている。★
チャイコフスキー、遅めのテンポでじっくりと取り組んでいる。抒情的というか、意外に繊細でメロウ。特に2楽章は秀逸。新鮮な感じがして面白かった。ショスタコーヴィチは、ジャズもやっているマツーエフの良さが出ている。なかなか軽妙洒脱。オーケストラもまずまず。