2007年6月発売
制作・出演
BertMatschat / インマー・ヘラー / ウィル・リー / ウォルフガング・ハフナー / チャック・ローブ / ティル・ブレナー / ピーター・フェスラー / ミッチェル・フォアマン発売元
セレストドイツのシンガー/ギタリストが2000〜2004年に発表した4作から選曲。ブラジル風味を加えたAOR/ジャズ路線の音は上質かつ快適で、歌はアル・ジャロウを思わせる。高揚感のある自作「Feel Fine」、波が寄せて引くようなテンポ感の「Tristeza」、スリリングな弾き語りの「Somewhere over the Rainbow」など秀逸。★
発売元
究体音像製作所欧州を代表するプレイヤー三人が結成していたトリオが92〜93年に行なったツアーの未発表ライヴ音源から編まれた作品。三者の丁々発止のやりとりや、全員が一丸となって疾走していく様子などがリアルにとらえられ、まさに彼らの絶頂期の演奏が聴ける白熱のライヴ盤。
人気声優・近江知永の2007年6月発表のシングル。自身がパーソナリティを務めるラジオ関西『近江知永の「す」!』の主題歌と、初の主演ドラマ『gift-ギフトー』の挿入歌などが楽しめる。
工夫凝らされた黒くパワフルにして多彩なトラック。その多様なサウンドに驚くほど柔軟に絡んで映える、オールド・スクール魂引き継ぐ表現力あるラップが印象深い。米シンシナティ発、ヒップホップのウルサ方から注目される新鋭(81年生まれ)の自主制作曲も含む初アルバム。
制作・出演
アルド・ロマーノ / ステファノ・ディ・バティスタ / ステファン・ケレッキ / ニコ・モレリ / フレデリック・デレストレ / ブルーノ・ジアレッリ / マーク・ブロンフォッセ / リュック・アイゼンマン発売元
株式会社ワードレコーズ女性3ピース・バンドの5枚目のシングルは両A面作。「とび魚〜」は、面白い語感と明るいリズムが心地よいポップなロックンロール・ナンバー。「世界が〜」は、壊れてゆく心と世界の終わりを鋭く捉えた言葉が、重く深いビートとともにハートに沁みてくる。★
81年にデビュー、地元北海道で活動を続けるシンガー・ソングライター、みのや雅彦のセルフ・カヴァー&カヴァー集。ライナーで自らが書いているように、“基本はフォーク”というスタンスが嬉しい。自身のヒットはもちろん、村下孝蔵や河島英五のカヴァーが実に骨太。
作曲家でアルファレコード設立者でもある村井邦彦の5枚組作品集。洗練されたメロディとサウンド、そのプロデュース眼でポップス・シーンに影響を与えてきた村井の輪郭が浮かび上がる。村井はグループ・サウンズ時代に登場した新世代の作曲家のひとりで、タイガースやテンプターズ、モップス、ゴールデン・カップス、ズー・ニー・ブーなどに曲を提供し、フォーク〜ニューミュージックの時代には赤い鳥や森山良子、トワ・エ・モア、ガロらへと……ポップス系の作曲家としての地位を築いている。歌謡曲では、辺見マリ「経験」や北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」などを作曲。そんな意外な曲も含む提供曲をディスク1〜4に収録し、村井のインストゥルメンタル作品(未発表音源が中心)をディスク5に収録。ニューミュージックの出発点を準備したプロデューサーの顔も垣間見える。