2007年7月18日発売
大阪出身のメタル・バンドの4作目。メタルコア風の攻撃性を保持しつつエレクトロニクスの音も導入し、最近のイン・フレイムスやダーク・トランキュリティがレイヴ寄りになったごとき味わいもある。英詞を歌うヴォーカルも思い切り良し。「EZ DO DANCE」は日本盤のみ。
話題の女性サックス奏者、ヒトミのデビュー盤。聴き終えて本来ジャズ演奏がもつべきスリルとともに、このミュージシャンへの大きな期待を感じた。「枯葉」「いつか王子様が」「バイ・バイ・ブラックバード」などのようにほかに名演が多い曲でのプレイでも、創造的で完成度も高い。バックのセンスもきわめて良好。★
オリオンビールの創立50周年を記念した企画コンピ。りんけんバンドやBEGIN、安良城紅、Kiroroら沖縄出身のアーティストによる歴代のCMソングをCD2枚に収録。ビールのお供にもおすすめだ。
2007年7月21日にデビュー10周年を迎えるKinKi Kidsが“10th アニバーサリー・ベストアルバム”をリリース!シングル「BRAND NEW SONG」で実施したFavarite Songアンケートのトップ10曲に、新曲「Music of Life」(作詞:光一 作曲:剛)を加え、光一・剛セレクトの楽曲も収録した全39(Thank You)曲です。
重厚なサウンドとアグレッシヴで壮絶なライヴ・パフォーマンスが特徴のビジュアル系バンド、ギルガメッシュの2007年7月発表のミニ・アルバム。激しいサウンドのへヴィな楽曲から、キャッチーでメロディアスなものまでヴァラエティに富んだ一枚だ。
イギリスのロックンロール・バンド、ゼン・モーテルの1作目。不良性を持った音ながらキャッチーなメロディもちりばめられている。大陸っぽさではなくグラムの匂いがするのも英国産らしいところ。ザ・ワイルドハーツのCJが4曲でゲスト参加。
詩人・茂木のり子の長編詩劇『りゅうりぇんれんの物語』を沢知恵のピアノの弾き語りと朗読で綴る70分あまりの意欲作。詩は戦時中、日本軍に強制連行された中国人農夫の実話。ライヴ収録。水を打ったような静寂の中で語られる悲劇が臨場感をもって迫ってくる。