2007年7月25日発売
40代を迎えた最新型トモフスキーのアルバム。8分を超える「無計画とゆう名の壮大な計画」から1分にも満たない「最高の錯覚」まで彼の持つ引き出しが無理なく開いた印象の一枚で、年間多くのライヴをこなしつつも、根無し草であり続けるような吟遊詩人らしい刹那的な歌詞世界に惹かれる。
箏曲の原点である八橋検校が創始し、歴代の検校たちによって創作されてきた箏組歌の数々。この箏組歌の演奏と研究の第一人者である山田流箏曲五代鳥居名美野が、箏音楽のなかでもとくに重要な楽曲として知られる組歌を取り上げた待望の第二集。
高野山に伝わる真言密教の教義についての問答が重ねられ、自心即仏の深旨に関する審判が下される。この過程でみられる論議の唱法が、琵琶や能楽に影響を与えたといわれる。それだけに二つの旋律が交錯する「明神講表白」などはダイナミックである。
1937年6月にホーム・グランドのニューヨークはサボイ・ボールルームで収録されたライヴ・アルバム。35年の旗揚げ以来、急速に人気を得ていた頃の音源で、ビリー・ホリデイ(vo)やレスター・ヤング(ts)らがゲスト参加している。
制作・出演
ウォーラス・ジョーンズ / ジョー・ナントン / タフト・ジョーダン / デューク・エリントン / ハロルド・ベイカー / レイ・ナンス / レックス・スチュアート / ローレンス・ブラウン1943年12月にカーネギー・ホールで録音されたライヴ・アルバム。ジョニー・ホッジス(as)やレイ・ナンス(tp)をはじめとする一流のジャズマンが会し、珠玉のエリントン・ナンバーをプレイしている。
1947年にパリで収録されたライヴ・アルバム。コールマン・ホーキンス(ts)やベニー・カーター(as)といった一流のジャズマンが、ジャンゴ・ラインハルトの従来のバンド名、ホット・クラブ名義で参加した一枚。意外なアレンジにも注目したい。
ラグタイムの第一人者、スコット・ジョプリンの代表作を、名手リチャード・ジマーマンが演奏したアルバム。知名度の高い「ジ・エンターテイナー」や「メイプル・リーフ・ラグ」など、彼の代表曲が美しく甦っている。
急速にスピード・アップしてきたシングル・リリースの第7弾。2006年のデビュー・アルバムからさらに力強さを増した上木彩矢のヴォーカルと、スリリングなメロディが絡み、疾走する若さと熱気が交差するロック・チューンのストレートな魅力が横溢する出来だ。