2007年7月25日発売
ともに80年代末のプライマル・スクリームも思い出すハリウッド録音。「Shine and Eternity」は当時のマンチェスター風のゆったりしたダンス・ビートが繰り返される中で、じっくりと歌い綴る。「マンチー」はハードなロックンロールだが、おちゃめな“合いの手”で腰砕けさせるワザあり。
劇場版『仮面ライダー電王 俺、誕生!』主題歌となる「夢で逢えたなら…」は、ケツメイシのDJ KOHNOがスクラッチ・プレイを手がけるノリノリのダンス・チューン。ツアー音源となる爽快なパンク・ナンバー「ハッピーライフ」とともに、楽しさに満ちたパワーを感じさせる構成といえる。
女性シンガーのサード・シングル。NINTENDO DS専用ゲーム・ソフトのテーマ・ソングとなる「Lullaby For You」はドラマティックなバラード。グルーヴィな「Catch me」、ポップな「Lovers DRIVE」と、ジュエリーマキCMタイアップ曲「〜約束〜」(ライヴ・ヴァージョン収録)でもおなじみの、独特の表情を持つヴォーカルが耳を奪う。
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ユニバーサルミュージック全編がドナルド・バード自身のオリジナルで構成されたアルバム。ゴスペル色の濃いナンバーから、60年代ジャズ喫茶が大合唱に包まれたというほどの人気ぶりが伺える。サイド・メンバーの活躍にも注目。
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ユニバーサルミュージック「リカード・ボサ・ノヴァ」の名演で知られる1965年録音の人気盤。一歩間違うと青春ソングのように聴こえるタイトル曲では、リー・モーガンがファンキーな素晴らしいソロを披露している。
チョン・キョン=ファの個性が際立った「四季」。モダン楽器の特性を十分に活かした美しい演奏が楽しめる。彼女の高度なテクニックに裏付けされた表情豊かなサウンドはロマンティックでもある。
両曲とも、デュ・プレが遺した貴重な名演。特にシューマンは、美しい陰影をたたえた極上の演奏となっている。録音当時、バレンボイムとの新婚生活にあったデュ・プレの、心身ともに充実した至芸が堪能できる。
天才と評されながら36歳の若さで亡くなったブレインのモーツァルト。録音は古いが、いまだにこの作品の最良の演奏とされている。カラヤンとの相性も抜群に良く、ブレインの真髄を聴くことができる。
エチュード集として発表当時話題となったアルバム。ブーニンらしい個性的な表情もみせるが、総じてオーソドックスにショパンの詩情を紡ぎ出している。ブーニンの成熟を裏付けた一枚だ。
ショパンの作品の中では劇的な要素の強い「バラード」と、詩的な美しさに満ちた「即興曲」という対照的な作品を交互に配したコンセプチュアルな一枚。ブーニンは、それぞれの作品の特性を十全に引き出している。