音楽むすび | 2007年7月発売

博多のロック・シーンを代表するギタリスト、鮎川誠が愛妻シーナらとともに結成したロック・バンド、シーナ＆ロケッツのアルファ時代のベスト盤。ロックンロールを体現したかのような、クールなサウンドが味わえる。

2005年のヨーロッパ・ツアーの模様を収録したライヴ・アルバム。ブリティッシュ・ジャズ・ロック界を引っ張るベテラン・ミュージシャンたちの、底力が炸裂した圧倒的なステージが楽しめる。

米国アリゾナ州のミクスチャー・ロック・バンドの6作目。ファンクやラップをメタル、いやロックンロールのテクスチャーにまぶしたサウンドが、邪心なく突き抜けている。DJやプログラミングも担当するメンバーも含むトリプル・ヴォーカルも嫌味なく元気だ。

セルフ・カヴァー12曲＋ボーナス・トラックの全13曲。初ソロ・アルバムから丸30年、たとえば語りかけるように唄う「悲しい色やね」の説得力に、シンガーとしてはもちろん、人間としての成長を感じる。枯れてはいない。より重厚になったというべきか。いい歳の取り方をした。

ヴォーカルからキーボード、ミックスまでも1人でこなす韓国人アーティスト、SODAのオールドフィッシュ名義でのアルバム。どこかチープなシンセ音と美しいメロディを軸にした、ノスタルジックなテクノ・ポップ・サウンドを披露している。