2007年7月発売
毎年1枚ペースでアルバムを制作してきた彼らには珍しく、約2年ぶりの満を持した7枚目。それだけに、伝統的な“和”のテイストが息づくドラマティックかつプログレッシヴな音世界は、さらに進&深化した印象。「序曲」から妖しくも崇高な陰陽座ワールドへと誘っていく。
制作・出演
JamesJamersonJr. / エイブ・ラボリエル / ジェリー・ナイト / スティーヴ・シェーファー / ティム・メイ / ハーブ・アルパート / ハーヴィー・メイソン / ルイス・ジョンソン発売元
キングレコード株式会社ティファナ・ブラス時代を含めると、11年ぶりにトップ10入りした79年のアルバム。「ラブ・イズ」を除くと、従来どおりのインスト集だが、当時のブームだったディスコ、フュージョンを意識した活気ある作りになっている。No.1を記録した表題曲はグラミー賞に輝いている。
ノルウェーの国民的人気ハード・ロック・バンドの、2007年2月26日の東京・渋谷O-EASTでのライヴを収めたライヴ・アルバム。キャッチーな歌メロを武器にしたノリのいいパフォーマンスが収録されており、大合唱になるファンの歌声も感動的だ。
制作・出演
ダニエル・スカナピエコ / ピエトロ・キアンガグリーニ / ファブリッツィオ・ボッソ / マリオ・ビオンディ&ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット / ルカ・マンヌトゥーザ / ロレンゾ・トゥッキ発売元
キングレコード株式会社母国イタリアではアルバム・チャート1位を獲得した2006年作。凄みが利き、色気もあるヴォーカルは魅力的で、生楽器のコンボによるダンサブルな音もいい。ファブリッツィオ・ボッソのフリューゲル・ホーンのソロがスタイリッシュな雰囲気を際立たせる「ディス・イズ・ホワット・ユー・アー」を筆頭に粒揃い。
クラシカルなブリティッシュ・ハード・ロックの伝統を継承するマグナムの通算13作目。シンセをフィーチャーしたメロディアスで叙情性を湛えたスタイルが、今となっては逆に新鮮に聴こえるから不思議だ。トラッドは廃れずとでも言いたげな姿勢に好感!
今やガールズ・ロック・バンドの代名詞ともいえる彼女たちが放つ1年ぶりのシングル。夏だし勢いで突っ走るのかと思いきやなんとバラード。旅立ちをテーマにYUCCOが書いた前向きなリリックを語りかけるように歌うAYAKOのヴォーカル・ワークが新鮮だ。
国民的なロック・バンドとして活躍したLINDBERGの企画編集アルバム。多くの人に勇気を与えてきた彼らの楽曲の中から、究極の“サポーター・ソング”を厳選。全曲完全リマスタリングで収録されている。
ホーン・セクションを含む沖縄出身の8人組バンド、All Japan Goithの2ndシングル。ポジティヴなサウンドを得意とする彼らだけに、本作でも“超”がつくほどのアッパー・チューンを披露。西城秀樹のカヴァー曲なども収録されている。
ノースカロライナを本拠にする男女二人組ユニットの日本初登場となる3作目。80年代のニューウェイヴ/エレクトロ・ポップを想起させるどこか懐かしい歌とサウンドには、メランコリックな中にも適度な躍動感があり、確かな聴きごたえを与えてくれる。
結成10周年を記念して発表されたベスト・アルバム『BEST FLIGHT RECORDER3』をリメイクしたアルバム。全曲完全リマスタリングが施され、「今すぐKiss Me」の2007年リミックス・ヴァージョンが追加されている。