2007年8月22日発売
待望の、という言葉はまさにこういうときに使うのだろう。デビュー・アルバム2枚同時リリースから2年半。本当に待望のマキシ・シングル。荒々しさの中に切なさが埋め込まれたサウンドも、チャーミングでドラマティックなメロディも、寸分狂わず銀杏印。最高。★
2007年8月発表のシングル。中村俊介主演のカー・アクション映画『SPEED MASTER』のエンディング・テーマで、8-BALL主体による楽曲と繋げて使用されたナンバーを、本作ではフル・レングスで収録している。
箏の巨人・宮城道雄の代表的な作品が3枚のCDになって復刻。大正・昭和前期のSP音源が、最新の修復技術で蘇った。伝統音楽の世界にまったく新しい発想を持ち込んだ、宮城の演奏が実にクリアな音で聴ける。「春の海」や「水の変態」における曲づくりの才、「六段」(八橋検校)や「千鳥の曲」(二世吉沢検校)など先人のつくった曲に対する解釈の鋭さ、どれをとってもその鋭い感性に驚かされる。メリハリの利いた、それでいて自然に流れる演奏、プロデューサーとしての力量も並外れていたことを実感させる。
1946年10〜12月までの初期の録音を集めたアルバム。のちのデューク・エリントンを予感させる組曲形式のナンバーや、看板プレイヤーであったレイ・ナンス(tp&vn)とケイ・デイビス(vo)の演奏など、聴きどころが多い。
カウント・ベイシー楽団のスター、ハリー・エディソン(tp)と名ドラマー、ジョー・ジョーンズ(ds)のコンボ・アルバム。スタンダードと当時のヒット曲が中心で、いわゆる“中間派”の良質なジャズを堪能できる。
ジプシー・スタイルで知られるジャズ・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトが戦後に録音したオリジナル曲を収めたアルバム。「黄昏」や「ヌアージュ」など、彼の代表曲が多数収録されている。