2007年8月22日発売
初のオリジナル・フル・アルバム。2007年8月に急逝した阿久悠ほか、来生たかお、土屋昌巳、大山渉(PE'Z)などが作家として参加している。半田健人とデュエットした「かっこいいブーガルー」は、アルバム・ヴァージョンとして収録。独自な世界観はますます強固。
ピクシーズの再結成も記憶に新しいフランク・ブラックがブラック・フランシス名義に戻してソロ作をリリース。オランダのアーティスト、ハーマン・ブルードに捧げた作品とのことだが、ラフでエッジィな演奏はピクシーズ時代そのままでヒリヒリする。
制作・出演
アンドレ・プレヴィン / エラ・フィッツジェラルド / カウント・ベイシー&ヒズ・オーケストラ / ジョージ・カランドレリ / ジョー・パス / スコット・ハミルトン / マイク・ラング / ロンドン・シンフォニー・オーケストラ70〜80年代のパブロ・レーベル在籍時に残された未発表音源集。ベイシー楽団やアンドレ・プレヴィンらとの共演のほか、ロンドン・シンフォニー・オーケストラの音を新たにオーヴァー・ダブしたナンバーも。エクストラ・テイクとは思えぬまとまり具合。
ユニバーサル移籍以降のサポート・メンバーから新たに結成したラテン音楽ユニット、Cruzとの連名による第9作。ギターの藤間仁は、いまや公私とものパートナー。ソロ時代からの品の良さ、爽やかさを活かした柔らかなアンサンブルが、ひとつの完成をみた感じ。
人気絶好調のピアニスト、山中千尋のユニバーサル移籍第3弾。気心の知れたレギュラー・トリオでの録音。キース・ジャレットの1曲目、スウィング・ジャズの3曲目、コルトレーンの6曲目などや自作曲を収録。ピアノとエレピを織り交ぜ、ノリにノッたしなやかな演奏をみせる。
母国韓国では、ファッション・モデルやインディ・バンドのヴォーカリストとしても活躍してきた具泰完(グ・テワン)の日本デビュー・シングル。パワフルなハイトーン・ヴォイスが魅力。日本語詞も自身が手がけている。
ファッション・ブランド、EGOISTの元カリスマ店員がプロデュースするブランド、“リエンダ”とのタイアップ・アルバム。お洒落なハウス・ミュージックが満載され、日々のBGMやパーティなどに適した仕上がりだ。
埼玉県出身の3ピース・バンド、凛として時雨の2ndフル・アルバム。ファンにはおなじみの楽曲や新境地をうかがわせるナンバーなど、さまざまなサウンドで耳を楽しませてくれる。
2007年は精力的なリリースを続ける吉井和哉。このシングル曲は失恋を女性の気持ちで表現したもの。しかし女々しさは微塵もなく、骨太なロック・サウンドが展開する。でも、せつない。ここらへんが彼の真骨頂だと思う。間奏のギターも彼自身によるもの
軽やかにスウィングしていくバンド・サウンド、凛とした緊張感と大らかな開放感を描き出していくヴォーカル。2007年の第2弾シングルは、伊澤一葉(鍵盤)の作曲によるジャジィ&ダイナミックなナンバー。椎名林檎の官能的ダイナミズムとでも言うべき歌が気持ちいい。
80年に亡くなってからも多くのファンの心に生き続ける越路吹雪のエッセンシャル・ベスト。「サン・トワ・マミー」や「セ・シ・ボン」など、名曲の数々を彼女の奥深い歌声で聴くことができる。
1967年にハワイアン系シンガーとしてデビューした渚ゆう子のエッセンシャル・ベスト。ベンチャーズの作曲・演奏で大ヒットした「京都の恋」など、彼女のしっとりとした大人の魅力が味わえる。