2007年9月19日発売
95年に発表されたT-スクェアのアルバム。ニューヨークのトップ・ミュージシャンとのコラボレートを通し、旧作をリアレンジした作品で、メンバーも大いに刺激を受けたという豪華なゲスト陣にも注目だ。
90年に限定発売されたスペシャル盤。T-スクェアの全米進出に合わせ、オリジナル国内盤『NATURAL』とは異なるミックスが施されている。日本が世界に誇るトップ・バンドのクオリティの高い演奏を満喫できる。
92年に日本以外の国で発表されたアメリカ編集盤。『NEW-S』『WAVE』『Yes,No.』の3枚のアルバムからセレクトされたコンピレーション盤で、当時の彼らの代表曲や人気ナンバーを多数収録している。
サッカー番組やTV・ラジオ中継などでおなじみの、サッカーに関連したクラシック楽曲を集めたアルバム。サッカー・ファンはもとより、クラシック入門CDとしても楽しめる。
女性シンガー・ソングライターの草分け的存在といえるキャロル・キングのベスト・アルバム。ふくよかで情感豊かな歌声と珠玉のメロディは、どの時代に聴いても決して色あせないことを証明している。入門編としても最適だ。
85年からのキャピトル・レコード在籍時の10年間をまとめたベスト・アルバム2作目。第2の黄金期に放ったヒット曲の数々が網羅され、彼女らがいかに優れたロック・バンドであったかがよくわかる。
いまが旬のオーボエ奏者といえば、迷わずフランソワ・ルルーの名をあげよう。自在にビブラートを変化させ、音色に彩りを加えていく。その表現力の多様さがルルーの魅力。バッハの音楽におけるオーボエの重要さを再認識させられる。とにかく鮮やかで巧い。
工藤重典が、師匠のランパルと共演した88年の録音。さすがに師弟の間柄、音色、呼吸、フレージングなどが、見事に合致し、流麗な音楽を作り出している。さらに加えて、モーツァルテウム管との相性もまた良好だ。
ランパル来日時に、師弟の間柄である工藤重典と共演した87年の録音。見事というか、唖然とするほどにピタリと息の合った演奏を披露している。しかも個性を保ちながら。リッターの伴奏の絡みも素晴らしい。
チャイコフスキーは、ツィンマーマン2度目の録音。ブルッフは、意外にも初めてだ。すでに40歳代となり、円熟への道を進み始めているもっとも脂が乗っている時期のものだけに、素晴らしい出来に仕上がっている。
ハービー・ハンコックの旧作が4点まとめて登場。2枚組の『ニューポートの追想』は、V.S.O.P.クインテットの原点となった76年6月ニューポート・ジャズ祭でのライヴ。73年の『ヘッド・ハンターズ』は、70年代ハンコックのファンク路線を決定づけたダンサブルな名盤。『洪水』は、そのヘッド・ハンターズ率いるハンコックの75年来日公演の記録。83年の『フューチャー・ショック』は、『ヘッド・ハンターズ』の80年代版。ヒップホップのビートや打ち込みを取り入れるなど、時代に呼応したダンス・サウンドを展開。
80年代のミュージック・シーンに巨大なる一石を投じた、ハービー・ハンコック&ビル・ラズウェルのサウンドをたっぷり収録。90年代後期を彩る、クラブ音楽の原点ともいえる世界が広がっている。