2007年9月5日発売
銀杏BOYZやアナログフィッシュら共演者をトリコにしてきた彼らのファースト・アルバム。その可愛らしいバンド名からは想像もつかないほど力強いギター・ロックを聴かせる。それでいて眩しいほどにみなぎる“若さ”に感動。有馬和樹の歌声は希有の存在感だ。
2008年に歌手デビュー50周年を迎える小林のレーベルのマイトガイ第1弾。実質1曲だけなのは寂しいが、小林の作詞作曲、森園勝敏(四人囃子)と小林孝至(THE BOOM)の編曲で、68歳での録音とは思えぬ迫力の声とモダンな音だ。大きな字の歌詞カードと譜面付き。
彼らにとって4作目のミニ・アルバム。表題曲は、夏の終わりの寂しさを土の香りがするアメリカン・ロック的アプローチで聴かせた力作。レゲエ・リズムの導入もさらりとして良い塩梅。各々の収録曲が多彩なカラーを持っていて、彼らのセンスの幅広さを実感できる。
揺るぎないクロスオーヴァー・スラッシュ・メタルが痛快である。米ヴァージニア出身のオールド・スクールな4人組の3作目。80年代リヴァイヴァルか!? と思う暇もなくアグレッシヴな疾走感には終始圧倒されっぱなし。こんなアルバムだったら首がもげても本望だ。
元Hi-STANDARDの横山健のソロ3作目。ソロといってもライヴの固定メンバーで作られ、ハジけるバンド感は興奮もの。楽曲も過去3作の中ではポップ性が一番高く、キュンキュンするようなメロディの嵐。それが疾走感とパンクの痛快さを持ってさく裂。
ピザ・オブ・デスのコンピで注目された4人組が初の単独作品をリリース。痛快なメロディック・パンク・サウンドは、メロディ、演奏力、緻密なアレンジ力の三拍子揃っていきなりクオリティが高い。甘い声質のヴォーカルはパンク・キッズ以外の層にもアピールしそう。
相変わらずの妖怪的&猟奇的ロックは全開で、凶子の巻き舌ヴォーカルも舌好調だ。欧米が悪魔ならやっぱ日本のメタルは妖怪だね! 「一ツ目小僧」なんて曲名から「一ツ目小僧」だし(笑)。しかし今回の注目ポイントはジャケット。なぜ『サージェント・ペパーズ〜』のパロディなの?