2007年9月5日発売
ザ・シングルズザ・シングルズ
シングルA面曲のみをコンパイルしたベスト・アルバム。こうして並べてみると、彼らの音楽がいかにヴァラエティに富んだものだったかがよくわかる。ブックレットもいい仕事だし、入門編として最適な一枚だろう。個人的にはアナログで聴きたい音なんだけど。
OZONEOZONE
84年にアメリカのコロンビア・レコードから発表されたデビュー・アルバム。ゲイリー・バートン(vib)のプロデュースのもと、23歳の小曽根のみずみずしい感性が最大限に引き出されている。
スプリング・イズ・ヒアスプリング・イズ・ヒア
86年12月録音の3rdアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とロイ・ヘインズ(ds)という一流ジャズメンを従えたトリオ編成で、スタンダード・ナンバーを披露。1st、2ndに引き続き、プロデュースはゲイリー・バートンが担当。
ナウ・ユー・ノウナウ・ユー・ノウ
86年12月録音の4thアルバム。マーク・ジョンソン(b)やピーター・アースキン(ds)ら、トップ・ジャズメンを率いた意欲作で、全曲小曽根真のオリジナルで構成されている。コンポーザーとしての才能も発揮された一枚だ。
シーソーシーソー
3人の先鋭アーティストによるプロジェクト、プライベート・スクールの2007年9月発表のアルバム。異なる才能を持ち合わせた3人が、オリジナリティあふれるアーティスティックなヒップホップをお届け。バランス感覚が絶妙のユニークな作品だ。