2007年9月発売
ひと時代前の美声といえばわかる、ほんの少しだけ鼻にかかったような柔らかなヴォーカルが際立つ。シングル・ヒット3曲を収録したこのファースト・アルバムには、間違いなく現在の工藤慎太郎のすべてが込められ、聴けば聴くほど深々とした味わいが実感できる。
高校、大学の同級生だったという男女デュオの1年2ヵ月ぶりとなる3枚目のアルバム。プロデュースは前作に続きワールド・スタンダードの鈴木惣一朗。70年代を想わせるオーガニックでナチュラル、まっすぐな歌には、聴き手の背筋を伸ばす力が満ちている。
制作・出演
アナ・プサール=ヨリッチ / ウーテ・ヴァルター / テーオ・アーダム / ドレスデン・シュターツカペレ / ドレスデン国立歌劇場合唱団 / ハンス・フォンク / フーゴー・フォン・ホフマンスタール / リヒャルト・シュトラウス / ロルフ・ハウンシュタイン発売元
日本コロムビア株式会社制作・出演
ウェーバー / テーオ・アーダム / ドレスデン・シュターツカペレ / ドレスデン国立歌劇場合唱団 / ハウシルト / ハンス=ディーター・プフリューガー / ヤーナ・スミトコヴァー / ヨーハン・フリートリッヒ・キント / ライナー・ゴルトベルク発売元
日本コロムビア株式会社第二次大戦で破壊された歌劇場の40年ぶりの再建を記念してのライヴ録音で、当歌劇場の楽長を務めたウェーバーの作品を取り上げている。見事に整ったアンサンブルが素晴らしい。
発売元
日本コロムビア株式会社モノラル録音ながらも名盤として愛され続けてきたアルバム。ロストロポーヴィチはまだ25歳ながら、すでに巨匠の風格を持ち、伸びやかでスケールの大きい演奏だ。ターリヒ指揮チェコ・フィルもドヴォルザーク演奏には欠かせない存在だった。長く伝えたいアルバムだ。
ショーやミュージカル、舞台の音楽を数多く手がける宮川彬良が、大阪フィルとともにお届けする“大発見”シリーズの第2弾アルバム。「運命」と「マンボNo.5」をミックスしたナンバーや「マツケンサンバII」など、独特の世界が構築されている。
作曲家の宮川彬良とサックス奏者の平原まことによるコラボレーション・アルバム。一度は聴いたことのある童謡などを、ピアノとサックスによるオーケストラ・アレンジで演奏する巧みな作品だ。
ジャケットの金色スーツ姿や黄金色に輝くミニ写真集がまぶしいゴージャスな2枚組。ディスク2のカヴァー盤では、明るいポップスから哀愁のブルース、浪曲入り演歌と多彩なタイプの楽曲を見事に歌いこなしている。このきよし節にいつまでも浸っていたい。