2008年1月23日発売
98年に結成以来、インディーズで2枚、メジャーで6枚のアルバムを発表したバンドのこれまでの足跡を2枚に収めた集大成的ベスト盤。デビュー・シングルの「サニー」で重々しく始まり、浮遊感のある映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などラウドなサウンドの中に希望が見える。
ゆったりとしたテンポの楽章をフェード・インやフェード・アウト一切なしで収め、1枚あたり500円でまとめた4枚組。音色の統一感があって聴きやすいのはピアノ中心の[3]。総じてムード重視ではなくかっちりとした演奏が多いが、それだけに安心して聴ける。
ジャンル
ザ・ブロックヘッズのギタリストのチャズ・ジャンケルが脱退し、ウィルコ・ジョンソンが加入して制作されたアルバム。ドン・チェリーのトランペットも聴ける、80年発表作品。
ハロウィンのオリジナル・ベーシスト、マーカス・グロスコフのソロ・プロジェクトの1作目。ゲストにビリー・シーン、ルディ・サーゾといったベーシストを多数迎え、ベース・バトルを繰り広げる。メロディックでヘヴィなベース・ギターが主役の異色メタル作。
発売元
キングレコード株式会社ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱付き」第4楽章の多彩なアレンジと演奏を集めたコンピ盤。原曲はもちろん、編成、楽器のバリエーション編や、最速版&最遅版、冗談音楽まで、おなじみのメロディが七変化するユニークな一枚だ。
小金沢昇司の“北国・女うた”シリーズの第3弾、デビュー20周年記念曲でもある。カップリングは「おふくろさん」の韓国ヴァージョンとも言うべき、母への思いを綴った「オモニ〜母へ〜」。題材からしても韓国の方がリアリティがあるということか。
アコーディオンの音色から始まる、哀しげで人間臭い演歌の世界感。彼女の深い歌声は、人生の酸いも甘いも噛み分けた練達の響きで、非常に説得力があり落ち着く。ドラマティックに展開する楽曲もしかり、人の数だけ人生あり、と喚起させてくれる曲である。
ジャーマン・スラッシュのベテラン・バンドによるアルバム。ドラマーに元ハロウィンのウリ・カッシュを迎え、ギター&ヴォーカルも一新。クラシカルな要素を含んだ、まさにメコン・デルタといえる緻密なスラッシュ・メタルを堪能できる秀作。
柏原芳恵が歌って大ヒットした中島みゆき作詞作曲の「春なのに」は、何も知らずに聴いたら女性と思うほど艶やかな歌声がハマって透徹した空気が生まれている。アコースティックな弦楽器の音色が印象的な「五月雨のうた」のほうも“卒業の歌”に聴こえ、ひとつの世界を作っている。