2008年10月22日発売
彼が「機が熟した」と自覚して、今まで避けてきたフランス音楽の録音に、いよいよ乗り出した。こだわりの彼らしく、隅々まで完璧にコントロールされた音世界が広がっていく。雰囲気で流すドビュッシーが本流ではないことを立証してみせた演奏。まさに精緻の極みだ。
制作・出演
アルフレード・ベルナルディーニ / アルベルト・グラッツィ / ガブリエーレ・カッソーネ / ゼフィロ / ゼフィロ・バロック・オーケストラ / パオロ・グラッツィ / ファッシュ / マッシモ・スパダーノ / レナータ・スポッティ1977年ミュンヘン生まれ、現在バイエルン放送響の首席を務めるクリンガーのバッハ。若手らしく響きは明るく手際よくさっさと料理したような感じだが、わざとらしく何かをしかけようという気配はない。ごくごく自然に、年齢に応じたバッハを奏でている。
制作・出演
アーノンクール / ドヴォルザーク / ニコラウス・アーノンクール / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / バイエルン放送響 / ビルギット・レンメルト / ピョートル・ベチャーラ / フランツ・ハヴラータ / ルーバ・オルゴナソーヴァ岡村孝子と加藤晴子のフォーク・デュオの、再始動第2弾となるアルバム。新曲「未来へのたすき」や「琥珀色の思い出」のセルフ・カヴァーを収録。「夢見る瞳」のあみんヴァージョンも甘酸っぱくて◎。時は経てども変わらぬ美しく清らかなハーモニーに癒される。
ユニバーサル・ミュージックとの共同企画によるコンピレーション・アルバム。松田聖子やEvery Little Thing、今井美樹ら人気女性シンガーによるラヴ・ソングの名曲が満載されている。
メンデルスゾーンも良かったけれど、このショパンも素晴らしい。鈴木秀美のチェロは、もちろんうまくて文句はないが、平井千絵のピアノが素晴らしく美しい。楽器や録音のせいもあろうが、フォルテピアノの特性を血肉と化したかのようだ。文句なしの一枚。★
制作・出演
カーティス・ストリートマン / ジェラルディン・マクグリーヴィー / デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン / ヌリア・リアル / バーゼル室内管弦楽団 / パオロ・アントーニオ・ロッリ / ヘンデル / ポール・グッドウィン / ローレンス・ザッゾ最高の音で楽しむために!
榎本くるみの2008年10月発表のシングルは、映画『イエスタデイズ』の主題歌で、彼女の優しい歌声に惚れた窪田崇監督から直々にオファーを受けて制作されたというナンバー。じわりと心に沁み込む歌声とアコースティックなメロディが、深い感動を誘う。
96年に結成された男女ユニットEGO-WRAPPIN'。ジャズ、ソウル、ブルース、スカ、クラブ・ミュージックなどを飲み込んだオシャレなサウンド。歌は叙情的でどこか懐かしい匂いが。2001年発表。
2000年に発表された通算4枚目のオリジナル・アルバム。昭和歌謡的なテイストにクラブ・ミュージックの要素などを取り入れたスタイルが印象的だ。濃厚かつ聴きやすい仕上がりとなっている。
パワフルでソウルフルな歌声と洗練されたサウンドで知られるEGO-WRAPPIN'の2002年発表の3rdアルバム。エネルギーあふれる作品となっており、時代を超えても色褪せない輝きを持っている。