2008年10月29日発売
キングの“スーパー・ダイナミック・サウンド”(SDS)シリーズは、60年代当時最先端の録音技術によってステレオ・レコードの魅力を引き出そうという試みの中でも、成功したなかのひとつだろう。この録音群では、ビッグバンド・ジャズのダイナミズムをアレンジ面・音響面・技術面のそれぞれから追求しており、4チャンネル同時録音の緊張感をありありと聴くことができる。『ビッグ・バンドの挑戦』は、87年に『ビッグ・バンド・スコープ』のタイトルでCDリリースされていた。
発売元
ユニバーサルミュージックさまざまなミックスCDをヒットさせている人気者、DJ KAORIがJ-POPに焦点を当てて制作したミックスCD。ヒップホップ、レゲエ、R&Bの人気曲がたっぷりと詰め込まれている。
山下達郎のツアーのサポートで集結したのを契機に結成された、土岐英史(sax)、青山純(ds)、佐橋佳幸(g)ほか、名うてのミュージシャンによるバンドの6年ぶりの2作目。モータウン・クラシックを中心に、さすがと唸らせる演奏と歌を収録。竹内まりやが「AIN’T NO MOUTAIN HIGH ENOUGH」で客演。
ラン・ランによるショパンのピアノ協奏曲集。2010年のショパン生誕200年に向けて発表されたアルバムだ。ラン・ランの豊かな感受性に富んだ演奏を、メータ、ウィーン・フィルがしっかりと支えている。
1971年からスタートした加藤登紀子の“ほろ酔いコンサート”の歴史を伝える2枚組アルバム。2008年で36回を数えるコンサートでの思い出の数々が鮮やかに蘇ってくる。
フィンランドを代表するロック・バンド、ザ・ラスマスのアルバム。デスモンド・チャイルドがプロデュースおよび作曲に参加し、メロディアスでスケールの大きなロック・サウンドを作り上げている。
生協限定発売の女性向けコンピレーション・アルバム。80年代を中心に、ヒット・チャートをにぎわした人気曲や映画で取り上げられた話題曲などを収録。定番ラヴ・バラードが一気に楽しめる。
前半はフンケ&ゲヴァントハウス・バッハ・オケとの共演。村治とオケとの親密なコミュニケートが聴ける。後半はソロ。じっくりと丁寧に「シャコンヌ」などを弾く。彼女自身の編曲による「メヌエット」を含め、“村治佳織のバッハ”が楽しめる。
知らぬ間に活動休止していたCOOL DRIVEのフロントマンであるNEMOの新ユニットのデビュー作。粋で艶っぽい作風は相変わらず、バンドというカセがなくなったぶん、より自由にハジケているようにも聴こえる。曲としては9、10曲目あたりが胸にグッときたなぁ。★
制作・出演
アントニーノ・ヴォットー / ティト・ゴッビ / トゥリオ・セラフィン / ニコライ・ゲッダ / プッチーニ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団 / ヴィクトール・デ・サバータ20世紀を代表するソプラノ、マリア・カラスはプッチーニ主要オペラ7作を録音している。その中から、ラヴ・シーンでうたわれる、あるいは愛をうたったアリアを取り上げた一枚。カラスによる迫真の愛の告白集だ。