2008年11月26日発売
エイコンが主宰するレーベルからデビューしたR&Bシンガーの1stアルバム。ストリングスの音色が美しいデビュー曲「アイム・スプラング」での全編ヴォコーダー使用による哀愁メロディが耳に残る。
最新テクノロジーにより、エルヴィスとさまざまなアーティストがデュエットを繰り広げるクリスマス・アルバム。ポップス〜カントリー・シーンで人気の女性シンガーが多数集結している。
レオンハルトが、プレガルディエンを福音史家に迎え、カウンターテナーのヤーコプスに、クイケン兄弟によるソロと、万全の布陣で臨んだ「マタイ受難曲」。ドラマ性を抑え、静謐の美に彩られたバッハ像を作り上げている。
制作・出演
イザベル・プールナール / ギュメット・ロランス / グスタフ・レオンハルト / ジョン・エルウィス / マックス・ファン・エグモント / ヨハン・セバスティアン・バッハ / ラ・プティット・バンド / ルネ・ヤーコプス / レオンハルト87年のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤。カウンター・テナーのヤーコプスら古楽のトップ歌手と、S.クイケン率いるラ・プティット・バンドとが一体となり、抑制された表現でバッハの本質を浮き立たせている。
4人男ヴォーカル・グループの、2年ぶりの4作目。1年の充電期間で彼らのハーモニー、ヴォーカルは大きく進化。意外な選曲と思えた「愛の救世主」や「アメイジング・グレイス」をものともしない彼ららしいカラーが確立し、力強く揺るぎない自信と美しさを聴くことができる。★
制作・出演
アンケ・フォンドゥンク / カミーユ・サン=サーンス / シモーナ・ホーダ=サトゥローヴァ / ハンス・イェルク・マンメル / フローリアン・ベッシュ / マインツ・バッハ合唱団 / ラルパ・フェスタント / ラルフ・オットー / レギーナ・ペンツァー一風変わった味のある選曲、ピリオド楽器のオケと合唱の静謐なハーモニーが得難い音楽体験をもたらしてくれる。耳に慣れた名曲「天使のパン」を聴いても、求めていた演奏はこれだと納得させられるだけのものがある。ドイツの合唱は大きく変貌している。
Kj、PES、VERBALを迎え、エッジの利いたエレクトロ・新鋭サウンドを繰り広げる5年ぶりのアルバム。テック・ハウス「bash」は片瀬那奈がリリック&ヴォーカルで参加する意外なコラボ。坂本龍一の名曲をサンプリングした「elegy train」の、叙情リリックと静寂感が胸に染みる。
80年代後半から90年代前半に訪れたバンド・ブームの中で活躍したロック・バンドの代表曲を収録。ライヴ・ハウス、新宿LOFTの監修により、日本のロック・スタンダートといえる名曲を集めている。
BUMP OF CHICKENの藤原基央とMORが作詞・作曲・プロデュースを手掛けたシングル。TVアニメ『テイルズ オブ ジ アビス』ED曲「冒険彗星」の疾走感とスペイシーな感覚が同居したスケールの大きなサウンドとあくまでもクールなヴォーカルのマッチングは絶妙。2、3曲目の叙情性も素晴らしい。
映画『地下鉄(メトロ)に乗って』主題歌の「プラットホーム」などの珠玉のシングル曲と、カップリングとして輝きを放った楽曲を収録。歌を歌うということに対して彼女自身の中での変化や発見したこと、それを伝えたいという願いが込められている。尊く、現在進行形のベスト・アルバム。
マイケル・アモット率いるアーク・エネミーのライヴ・アルバム。2008年3月の新木場STUDIO COAST公演の模様を収録したもので、アグレッシヴなヘヴィ・メタル・サウンドが展開されている。
ベルギーから世界をうかがうピアノマンの2作目。アルバム・タイトルにはドキッとさせられるが、ここでは“LOVE”を意味する健全な一枚で、全編できらめくようなポップ・ワールドが展開される。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの「Tonight」を自分流にカヴァー。
“どきなポップ・ランキング!!”とのキャッチで挑発的な態度をとる彼の5枚目のアルバム。ロック色を前面に出すことで定評があるが、本作は今まで以上にゴージャスで練りこまれたサウンドが津波のように押し寄せ、五感を飽きることなくビンビンさせる。
ジャンヌダルクのヴォーカリスト・yasuのソロ・プロジェクトによる6枚目のシングル。罪や偽善をテーマに人が生きる意味を問う重い歌詞に、ダークなヘヴィ・ロック・サウンドがよく似合う。ビジュアルのイメージが強いが、なかなかどうして真摯なメッセンジャーだ。