2008年11月発売
スウェーデン出身のバンドを数多く手掛けているプロデューサー、フレドリック・ノルドストロームによって結成された王道メタル・バンド、ドリーム・イーヴルのライヴ盤。アーカイヴ・ディスクには完全未発表曲を多数収録しており、ファン必携の内容となった。
発売元
キングレコード株式会社「木管と弦がきれいに踊らなきゃ!」と言いたいかのように日フィルが好演。大げさな表現はどこにもないのに、音楽が生き生きして細やかな表情がとてもチャーミングなのだ。さすが劇場で鍛えた西本智実の棒さばき。愉しくて全曲をいっきに聴いてしまった。
制作・出演
ウイントン・マルサリス・セプテット / クリスチャン・スコット / ケニー・G / ジョン・ロビンソン / テイラー・アイグスティ / デイヴ・ブルーベック / デヴィッド・ベノワ / ヴィンス・ガラルディ日本コミック化40周年記念盤の第3弾は、西海岸在住のキーボーディスト、コンポーザーのデヴィッド・ベノワの手により一枚のリッパなジャズ・アルバムに。言われるまでスヌーピー関連モノとは気づかない、でもよく聴けばオチャメでコミカルな作風だ。
89年作品。『ピーナッツ』40周年を記念してGRPレーベル所属アーティスト総出で作られた作品。子供から大人まで知っている有名曲が、B.B.キング、リー・リトナー、ケニー・Gなど当代随一のジャズ奏者によって楽しく演奏されている。時代を超えて残る企画盤だ。
制作・出演
カーティス・ロバートソン / クラレンス・マクドナルド / ケニー・エリオット / ジェフ・コレラ / デヴィッド・T.ウォーカー / バイロン・ミラー / レニー・カストロ / ンドゥグ・チャンクラー発売元
ユニバーサルミュージックフュージョン時代にソウルフルなプレイで人気を博したウォーカーも、いまではすっかりベテランになった。その風格を感じさせる演奏が心地よい。ソウルフルなフュージョンだが、派手なサウンドより心に染み込む味わい深いプレイが印象的。
92年に、リノ7歳、チカ5歳のときに結成したダンス・ユニットによる4枚目のシングル。全米ダンス・コンテストで数々の優勝経験を経て、人気ダンス番組『スーパーチャンプル』などで活躍。アニメっぽいカラフルなメイクとは逆に可愛らしい歌声を聴かせてくれる。
Sotte Bosseの4thアルバム。彼らが支持されてきたそのカフェ・ミュージック風の心地良い空気感はそのままに、オリジナル楽曲でパッケージ。先行シングル「ボクたちのうた」「ナミダノコエ」のアルバム・ヴァージョンなどを収録している。
制作・出演
KirkSmith / アラン・ブロードベント / グラント・ゲイスマン / ジョン・チオディニ / デイヴ・ストーン / ピンク・マティーニ / マイケル・ファインスタイン / レイ・ブリンカーフランク・シナトラの愛唱歌でまとめたトリビュート作。1950年代のネルソン・リドルに倣ったスウィンギィな編曲に乗せてのびやかに歌う「ビギン・ザ・ビギン」、優美なストリングスにヴォーカルがしっとりと溶け込む「アイヴ・ガット・ア・クラッシュ・オン・ユー」などゴージャスな仕上がり。「オール・マイ・トゥモロウズ/オール・ザ・ウェイ」はピアノ弾き語りでロマンティックに表現。
制作・出演
アレッサンドロ・デ・マルキ / イルデブランド・ダルカンジェロ / ジェンマ・ベルタニョッリ / チューリヒ歌劇場ラ・シンティッラ管弦楽団 / チューリヒ歌劇場合唱団 / バルトリ / フェリーチェ・ロマーニ / フローレス / ベッリーニピリオド楽器演奏の潮流はベルカント・オペラにまで至った。マリブランへのトリビュート・アルバム『マリア』を通じて、バルトリが到達したのがこの19世紀のディーヴァの代表作「夢遊病の娘」。メッゾ・ソプラノがタイトルロールを歌えば風景も変わる。★
ウェンディ・ルイスをフィーチャーした、ピンク・フロイドの「カンファタブリー・ナム」、ビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」などロック、ポップスの名曲のカヴァー作品。日本盤特典の「ブルー・ヴェルヴェット」は同名映画のテーマ曲。“轟音トリオによる狼藉ジャズ”という特異なジャンルを開拓したフェイクなジャズ精神が息づく快作だ。