2008年11月発売
山形を拠点に活動している5人組のミニ・アルバム。ポスト・ハードコアと呼べるような幻想的な音楽をインストゥルメンタルでプレイするのが彼らの特徴だが、3本のギターを巧みに使ったアレンジにはジャズ/フュージョンのような格式高さもある。
GROUND REVERSEやエレクトロ・ユニット、Pulloutとしても活動、スパニッシュ系アメリカンの父と、ねぶた囃子太鼓奏者の母を持つマナソルのソロ・デビュー作。基本的にエレクトロ、ノイズ系ながら、どこかプリミティヴな日本的なビートが息づいているのが面白い。
声楽家の父と歌を教える母という恵まれた音楽環境で育ったシンガーのファースト・アルバム。日本語詞によるポップなメロディとクラシックやオペラの有名曲を融合させ、打ち込みによるダンサブルなサウンドからバラードまで、さまざまなアプローチで歌いこなしている。
東京FMとソニー・ミュージックによる同名フェスティバルをベースとした企画盤。10代限定で応募のあった全国5,000組の中から勝ち抜いた16組をコンパイル。同時代のシーンがそのまま映し出される側面がある一方、将来の逸材を見つけられそうな期待感も。
沢田研二からコブクロまで、約30年間におよぶ日本ポップス界のヒット曲をセレクトしカヴァーしたアルバム。「翼の折れたエンジェル」のセルフ・カヴァーも収録されている。
“テクノ歌謡”の生みの親であるYMOの3人が関わったナンバーを集めたコンピレーション・アルバム。イモ欽トリオや松田聖子などのYMOクラシックスからジューシィ・フルーツ、戸川純までを収録している。
TV出演でも人気のDAIGOが率いるロック・バンド、BREAKERZのアルバム。ストリングスの音色が壮大な「世界は踊る」やライヴの臨場感を伝えるロック・チューン「灼熱」などを収録している。
制作・出演
ウィーン交響楽団 / ウィーン楽友協会合唱団 / オットー・エーデルマン / ヒルデ・レッセル=マイダン / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベートーヴェン / リーザ・デラ・カーザ / ヴァルデマール・クメント発売元
キングレコード株式会社ウィーン響のアーカイヴから復刻された1955年、ムジークフェライン・ザールでのライヴ録音。この時期、カラヤンは帝王への階段に足をかけようと意気込んでいた。そんな覇気がダイレクトに伝わってくる。数多いカラヤンの録音の中でも特別な存在だろう。
制作・出演
AndrewHaveron / JeanyiKim / RobinBrightman / カルミネ・ラウリ / ナイジェル・ブロードベント / マーラー / レノックス・マッケンジー / ロンドン交響楽団 / ワレリー・ゲルギエフいかにもライヴらしく、前へ前へと突き進む。そのほとばしるエネルギーは“悲劇”を力でねじ伏せ、勝利へと導くような様相さえ感じさせる。第4楽章もものすごい迫力だが(音量を上げすぎないように)、第2楽章の非常にていねいな作りも印象的だった。
往年の楽曲に新たな息吹が吹き込まれた、阿久悠カヴァー企画。若年層に、バラエティに富む歌詞で時代を築いた専業作詞家がいたことを伝達する手段としても、本作品は意義深い。「ピンポンパン体操」のハモリは特筆モノ。「居酒屋」のデュエットでは本家・五木ひろしが参加。