2008年12月24日発売
モデルとしても人気の岡本玲のデビュー・アルバム。シングル曲「teenage days」「Railroad Star」「恋愛方程式」をはじめ、収録曲はすべて彼女自身が作詞を手がけている。
制作・出演
アンドリュー・スウェイト / アンナ・ネトレプコ / エメリヒ・カールマン / エリーナ・ガランチャ / ザ・プラハ・フィルハーモニア / ピョートル・ベツァーラ / プラハ・フィルハーモニー合唱団 / ルーカス・ヴァシレク / レオ・シュタイン「さまざまな感情の素敵なカクテル」とネトレプコ自らが称する、トップ・アーティストならではの至芸が凝らされた愉悦の極。独、仏、西、ノルウェー、チェコからイディッシュまで多彩な言葉、感情、音楽が次々と繰り出される中から、彼女の人生が浮き上がってくる。
ソロ・デビュー5年間の集大成。ヘヴィでグラマラスな先入観を持たれがちな人だが、ヴァイオリンやアコースティック・ギターを使用したサウンド、哀愁をたたえたメロディ、せつなさとしなやかさを兼ね備えたヴォーカルの魅力はズバ抜けている。再発見してほしい。
J-POPの名曲をデュエット仕様にアレンジし、11組の歌姫とともに歌ったアルバムに、そのオリジナル・カラオケをセットにした2枚組。小柳ゆきとの「悲しみがとまらない」など、懐かしくも新鮮なアレンジが興味深い。
大ヒットシングル4曲、さらにタイアップ曲多数収録の3rdアルバムがついに登場!! 2008年を駆け抜けた彼らの、ベストと言っても過言ではない超強力な内容となっています。アルバムに「捨て曲」が無いアーティストとしての評判を裏切ることなく、メロデイ、歌詞、アレンジ、そして歌声全てが過去2枚のアルバムのクオリティをさらに上回り、かつバラエティに富んでいる大傑作アルバムです。
2007年に完結したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が高い評価を受け、日本を代表するベートーヴェン弾きとしての地位を確立した仲道郁代。本作には、その全集からの題名付き3大名曲集を収録。クラシック好きなら必聴だ。
日本を代表するベートーヴェン解釈者としての地位を確立した、仲道郁代のピアノ・ソナタ全集から、中期の標題を持つ3曲を抜粋。いずれも、仲道の深いベートーヴェン解釈が表われている。
CHAKIとEMIの男女二人によるエレクトロ・デュオで、これがデビュー・アルバム。クラブ・ミュージックの高揚感とロックのダイナミズムとを融合し、ギラギラしたグラム的センスでまとめたようなサウンド。ブンブンサテライツあたりを受け継ぐ存在といえそう。
往年のソウルが持つ手応えを今に無理なく伝える、南部出身喉自慢シンガーの4作目。適切に現代的なサウンド指針のもと、じわーんとさせたり、心を温める歌がいっぱい。プロデューサーはケルヴィン・ウーテン、マーク・バトゥソン、サラーム・レミらが務める。
ハウス、エレクトロ、ヒップホップを超え、2000年代後半の東京クラブ・シーンを象徴する存在となったDEX PISTOLSが主催するレーベル“ROC TRAX”のコンピレーション。“土曜日”をコンセプトにした本作には、最先端/高品質なダンス・トラックが並んでいる。
アイルランドはダブリン出身の3人組バンド、ザ・スクリプトのデビュー・アルバム。ジャンル、世代、国境を超え、あらゆる音楽的要素を融合させた、唯一無二の音世界を体感させてくれる。
RCAに復帰したゴールウェイの新録音第1弾は、意表をついてキューバの若手ジャズ・トリオ、ティエンポ・リブレとの共演。三つのジャンルを行き来するクロスオーヴァーだが、それらを無闇に混ぜず、むしろ各々の対照を痛快に浮かび上がらせる。
作曲者の内面の相克を、構造的図式ではなく個々の響きの表情や姿カタチから細大漏らさず捕まえようという、実に直裁かつエモーショナルなショスタコである。時間軸上の脈絡が見えにくくなるキライはあるが、隅々まで音に感応するこのハイ・テンションは圧巻だ。
「平均律」は、レオンハルトの代表的な録音のひとつ。知的で深い洞察力に富んだ演奏は、作品の本質を活き活きと現代に蘇らせている。オランダのエディソン賞を受賞し、いまだに高い評価を得ている名盤だ。
レオンハルトの3度目の録音。きめ細かなアーティキュレーションとフレージング、独特なアゴーギグなど、グールドに匹敵する大胆な演奏は今でも刺激に満ちている。レオンハルト円熟期の問題作だ。