2008年12月3日発売
2002年に埼玉で結成されたトリオの初作。朴訥としたフォーキーな歌モノ路線ながら、どこかに飄々とした味わいと、自虐的なユーモアも交えているのが特徴で、初期の真心ブラザーズあたりが好きな人にも推薦できそう。バンド名の由来が謎だけど。
ギタリストとしても注目を集めるスティーヴ・シュルツを中心とした4人組バンドの、3年ぶりの通算3作目。従来の持ち味である鋭いギター・サウンドに、霞がかった音像と練り上げられた楽曲の良さがプラスし、デビューからの集大成的作品に仕上がっている。
結成10年目の2008年のラストを飾るCD。カントリー調の「snow white」もボブ・ディランのフォーク・ロックも思い出した2、3曲目も歌詞は一種のクリスマス・ソング仕立てになっており、3曲で全19分強のボリュームだが冗長さはゼロだ。スケールが大きく聴きごたえ十分。
オラモたちのドスの利いた好サポートの上で颯爽と舞うヴァイオリンが眩しいシベリウス(どこにも記載がないが拍手入りライヴ音源)、透徹な響きで貫かれたリンドベルイのアルバム(2006年)。すでに全欧に名が轟くバティアシュヴィリの大した“デビュー”盤だ。★
2001年に16歳でシベリウス・コンクール2位となった、グルジア出身のバティアシュヴィリによるベートーヴェン。同郷の作曲家ツィンツァーゼの作ともども、弾き振りでの録音という意欲的なアルバムだ。
ラスベガス出身のハード・ロックンロール・バンドの2作目で、元ブレス・ザ・フォールのクレイグ(vo)が新加入しての第1弾。ジョン・フェルドマンのプロデュースの下、曲がキャッチーでメロディックになり、メジャー感も身に着けた堂々たる復活作。
米プロレス団体WWEが贈る人気コンピレーション・アルバム。RAW、SMACK DOWN、ECWの全団体から、人気選手たちの登場テーマ曲を収録。ファンにおなじみのナンバーが並んだ興奮度満点の一枚だ。