2008年12月3日発売
森重や戸城などZIGGY組によって生まれたロックンロール・バンドの約2年ぶりとなるフル・アルバム。全曲、二人のコンビネーションによるナンバーで、ロックンロール特有のトゲとキャッチーさを融合。幅も広げているが、全編に荒々しさも貫く。
4枚目のシングル。シャッフル・ビート、コーラス、ベル音、隠し味のサックス??といかにも冬っぽい音作りの「LOVE?winter song?」は、意外に太いが温かいヴォーカルとあいまって聴く者をホッとさせる効果は十分。「I BELIEVE」の英語曲は何も知らずに聴いたら洋楽に聴こえるだろう。すごい時代だなぁ。
12thシングルは、アップ・テンポでキャッチーなナンバー。時に意地を張ってしまうけれど、その一方でとても素直でキュートな女心を歌った詞と、真っ直ぐに響く歌声がマッチしたキラー・チューンだ。
アニメ『BLUE DRAGON 天界の七竜』エンディング曲含む14枚目のシングル。「イ?じゃナイ!?」は、前向きさを歌うポップ・チューン。軽快なアレンジもキャッチー。「Happy Birthday」は自身が作詞作曲のバラード。美しい日本語とソフトなヴォーカル、叙情的なアコギのバランス良い三位一体に温もりがある。
マーラーは混沌でも肥大化した主観的な感情表現でもない。複雑なオーケストレーションを冷徹に見つめ、マーラーの意図を克明に描く。恣意的な表現をまったく感じさせない自然な音楽……だからこそ見えてくる透明感あふれる色彩の美しさ。ジンマンの真骨頂だ。
ピアノの弾き語りをメインとする女性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。1曲目でジャズ的なピアノを聴かせるが、2曲目3曲目ではまったく違う顔を見せる。サウンドの広がり具合に驚くばかり。21歳にして、この完成度はなんだ!?★
雑誌『LUIRE』との共同企画アルバム。ニューヨークで活躍する女性DJが、流行の最先端であるニューヨークの音楽をコンパイルしたミックスCD。心地良いR&Bなどを収録した、甘くセクシーな作品に仕上がっている。
ティーン・アイドルのマイリー・サイラス主演TVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ2』のサウンドトラックと、マイリーの新曲10曲が収録された2枚組CD。ポップでキャッチーな楽曲と、マイリーの歌心あふれる可愛らしい歌声が魅力的だ。
初のベスト・アルバムは、アイドルからアーティストへの進化が示されている。また冒頭の新曲??デペッシュ・モードの楽曲ベースのヒップホップ、ワンリパブリックのライアンとの共作によるメロディアスなR&Bナンバーでは、大人の彼女を感じることができる。
作詞家の故・阿久悠の作品をVISION FACTORYのアーティストたち(観月ありさやSPEED、FUNGO、NEXT GENERATIONら)がカヴァーしている。自分らの立ち位置に引き寄せたアレンジでカヴァーし、昭和という時代性を剥がしていて、想像以上に身軽な歌にしている。
制作・出演
FantasticPlasticMachine / Kidda / MONKEYMAJIK / ravex / TheParadise / ザ・シャイ・ライツ / ベンジャミン・ダイアモンド / 小泉今日子家族のあり方について特集する、女性誌『Numero TOKYO』の2009年1月号とのコラボレーション・アルバム。“ファミリー”から連想される楽曲や、ユニクロ「スリムフィットジーンズ」のCMソングなどを収録している。
映画『ティファニーで朝食を』『ノッティングヒルの恋人』の主題歌など定番クリスマス・ソングを、ネイティヴの子供たちが英語でカヴァーしたアルバム。天真爛漫なキッズ・ヴォイスに癒されること間違いなしだ。
2008年のユーロビート、パラパラ・ヒットの総決算とも言える2枚組ベスト・アルバム。旬の音源がノンストップ・ミックスで繋げられており、参加DJ陣のリミックス・テクニックも存分に味わえる。
ピンク・レディーが日本を席巻していた頃、もうひとつ大変な人気だったのがスペースインベーダー。その30周年を記念して作られたアルバムは、KEN ISHIIやCO-FUSIONなどがゲーム音源をサンプリングしたもの。どちらにしろテクノ者はチェックだ。