2008年2月発売
2005年にデビュー35周年を迎えたRC。本作は“祝 デビュー35周年”プロジェクトの一環で、東芝EMI盤と同時発売されたオールタイム・ベスト。レーベルの垣根を越えた選曲で、バンドの変遷がたどれる。入門編にも最適だ。
代表曲「スローバラード」や「夜の散歩をしないかね」など、しみじみとした名曲を数多く収録したロック史に燦然と輝く名盤。忌野清志郎の心の本音がぶつけられた歌詞もまったく色褪せていない。
名曲「トランジスタ・ラジオ」を収録した5thアルバム。仲井戸麗市加入後の第1弾スタジオ・アルバムで、パンク・ロックに触発された清志郎がバンドをよりロックなスタイルへと転換させた名盤。
88年にリリースされた洋楽カヴァー・アルバム。スタンダードな洋楽の名曲に忌野清志郎が日本語の訳詞をつけて歌っている。明確に「反戦・反核」の意思を表した訳詞が問題となり、大きな話題を集めた。
カントリーのメッカ、ナッシュヴィルで録音し、プロデューサーに元ブッカー・T&THE MG'Sの名ギタリスト、スティーヴ・クロッパーを迎えた超話題作。かつてのサザン・ソウル的な面を取り入れた熱い内容で、“パシフィック・クロッシング”とでも呼びたい。
ヴァーヴ・グループの音源を使用した一枚1,000のコンピレーション・シリーズ、全30タイトル。さすがにライナーや歌詞は省かれているが、充実した内容ときちんとした作りはさすがにメジャーの仕事。赤はアーティストもの、青と黄色はジャンルもの、紫はシチュエーションものと、オビの色で内容が分かれている。赤帯のアンドリュー・シスターズ、黄帯の『〜スウィングス・ポップ』など、かなり美味しい内容だし、紫帯の『〜フォー・ウェディング』も持っていて損はない。店頭で見かけたらとりあえず一枚、という気軽さが身上のシリーズだ。中の1枚、シンガーズ・アンリミテッドの『フィーリングス』は、名アレンジャー、ジーン・ピュアリングの追悼タイトルとなってしまった。合掌。