2008年2月発売
50代最後の“五木演歌”は、「女ひとり」(94年)以来となる作詞家、荒木とよひさとのコンビによる自作曲で、命がけの恋に生きる女性を熱く、切々と歌う。たかたかし、岡千秋の共作によるカップリング曲も、北の厳しい自然と女性の恋心が絡み合う力作だ。
可憐なハスキー・ヴォイス(!?)でCMや番組ナレーションでも活躍している加藤いづみのカヴァー集。全13曲、この曲を選んできたか、と意表をつく選曲の妙も楽しめる。ドラムレスの編成だが、高橋研と狩野良明のアコギがいい味で、彼女の唄を引き立てている。
smorgasのラッパー、アイニがヴォーカルをつとめるロック・バンドのファースト・ミニ・アルバム。ストレートなメロディック・パンク・スタイルの楽曲はどれも粒揃いのメロディと痛快なサウンドを持ち、アイニの歌も熱くパワフル。先入観なしでカッコいい音だ。
みうらじゅんと安斎肇によるユニット、勝手に観光協会がCD化第3弾が登場!これで完結!にやっと笑える小ネタで話題のつきない2人のトークを収録
復帰第1弾アルバム。重厚なロック・サウンドに、爽やかで軽快なヴォーカルが見事にグルーヴし、ベテラン・バンドの実力を感じさせている。白井貴子のライフワークでもある“エコ”のメッセージも存分に詰まった一枚だ。
ボストン出身の5人組による7曲入り初作。ムーグを全開させたアレンジはウィーザー〜レンタルズを連想させるものの、演奏そのものはかなりアグレッシヴかつ大仰で、パワー・ポップというよりエモという印象も。それだけに大バケする可能性もある。
男性デュオのメジャー第1弾アルバム。大人っぽく、色気のある声が特に魅力的。MCU参加の「チェンビ」とLITTLE参加の「S・O・S〜スペース・オペラ・サービス〜」と、ゲスト対決もスリル満点。「ミズタマリ」では浜崎貴司も参加し、「youthful dayz」と並んで少年時代のノスタルジックな世界観を歌い上げる。身近に感じられるリリックもいい。
女性ツイン・ヴォーカルを含む5人編成バンドのメジャー・デビュー・アルバム。ともにテレビ東京系ドラマ『チョコミミ』エンディング曲となる「I can't!!」「ロケット」をはじめ、パンキッシュなサウンド、ハーモニーも気持ちいい二人の歌声が、疲れた心を元気にしてくれる。
ハロプロ系フットサル・チームの1作目。女性の恋愛に対する直情的な思いを歌ったナンバーが中心。一方でスポーツ・ウーマンらしさ全開の先行シングル2、6曲目は、前向きな詞が力強い。ヴォーカルに切れ味がありスカッとさせられ、歌でもチーム・ワークを発揮した一枚。
吉本芸人のようなルックスとタイトなガレージ・サウンドで人気上昇中のザ50回転ズのミニ・アルバム。「レッツゴー3匹!!」はフロッグマンが手掛けたフラッシュ・アニメのテーマ・ソング。ファンからのプレゼントをネタにした自虐ソングの「ダニーの妬み節」が、ちょっと往年のまりちゃんズみたいで笑える。
2年半ぶりのオリジナル・アルバムは、メジャー・ファースト・アルバム。“東京”をテーマに13のさまざまなエピソードの物語を描く。2本のギターによる計算されたアレンジによるサウンドは、キーボードレスでありながらもカラフルでオリジナリティたっぷり。