2008年3月発売
東京を拠点に活動する、4兄弟を含む6人組が放つ2年ぶりとなる音源。ヴィオラやピアノの音色も活かしたロック/ポップスは、楽曲によりさまざまな表情を見せる。安定的なポテンシャルが表出する一方で、サウンドそのものに優しさや温もりが感じられるのがいい。
トーク・ライヴ『森川智之と檜山修之のおまえらのためだろ!』などで人気の声優、檜山修之のデビュー20周年を記念した4thアルバム。20年の歩みを語るメッセージと楽曲を組み合わせた、声優ファンにはたまらない一枚だ。
愛知出身の三人組のミニ・アルバム。DAIGO(vo)には独特の歌いまわしがある。フォーク・ソングのタッチでもあるし歌謡曲の要素も見逃せない。そのヴォーカルがあって、メッセージ性を前面に出すことに成功している。母への想いを込めたタイトル曲が内容を集約。
お、元CASCADEのTAMAちゃんとHIROSHIくんの新ユニットじゃないですか。デジタルな要素やノイズもたっぷり含んだ攻撃的なサウンドながら、突き抜けるポップなメロディと歌は人なつっこさ満開。CASCADEを正当に後継したスタイルがうれしいファースト・フル・アルバム。
仙台のロック・バンド、カラーボトルのメジャー初アルバム。日本語の歌やメロディを活かした親しみあふれるポップスで楽しませる。明石昌夫や根岸孝旨など曲によって数人のプロデューサーを起用し、振り幅の広い曲調でアルバムの聴きごたえも十分。
合唱をテーマにした映画『うた魂♪』の主題歌。夏帆やゴリが熱演、メンバーも出演した青春映画にふさわしくメロディが美しく清々しいバラードに仕上がった。「輪舞」は日清カップヌードル・ミルク・シーフードのCM曲で、温かみを感じるミディアム・ナンバー。
女性ヴォーカルによるスウィートな楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。今井美樹やglobe、篠原涼子に松田聖子などの歌い継がれる名曲の数々を収録。胸をギュッと締め付けるメロディが満載だ。
イギリスの4人組、ジーズ・ニュー・ピューリタンズのデビュー・アルバム。ダブ・ステップとヒップホップを同時に消化したような新世代ポスト・パンク・サウンドを展開。フィルム・ノワールを思わせる圧倒的な世界観が詰まった一枚だ。