2008年3月発売
イギリスはブライトンで結成されたローラ(vo&g)とスティーブン(d&vo)による2ピース・バンド、ブラッド・レッド・シューズのデビュー・アルバム。プロデュースはアークティック・モンキーズなどを手掛けるマイク・クロッシーが担当。
おなじみの79年ヒット曲をダンサブルにカヴァーした「ジンギスカン」、パンキッシュで陽気な「ダーリン I LOVE YOU」、ともにキャッチーでノリのよい16作目のシングル。「ジンギスカン」のみならず「ダーリン I LOVE YOU」のギター・フレーズもエキゾティックなイメージで、キュートさの中にユーモアを感じさせる。
スウェーデンの21歳のシンガー/ギタリスト、トミー・ヨハンセンが率いるメロディック・メタル・バンドのデビュー・アルバム。テクニカルなギター、ドラマティックな曲展開も魅力だが、それ以上に繊細で美しいハイ・トーン・ヴォーカルが印象的だ。
ビジュアル系バンド、Kraの通算2作目。ヘヴィネスなリフを導入した曲や四つ打ち系のダンサブル・ナンバー、J-POPに通じる聴きやすい曲など、曲が進むたびにさまざまなテイストで楽しませる。画一的なスタイルに埋没せず、自分たちの可能性を具現化させた。
男女ヴォーカル&1MCのフロントと2人のギタリスト(コンポーザー)からなる、SKELT 8 BAMBINOのシングル。珍しいメンバー構成ならではの新しいアプローチが随所に見られる。
ジャケットからして、P・ファンクへの傾倒は明らかな4作目。細かいモチーフをつないだ構成には、ブラック・ムービーを意識した趣向ものぞく。コンシャスな黒人女性アーティストの名に恥じない意欲作だが、凝り過ぎのあまり部外者にはわかりづらいきらいも。
“桜”にちなんだ名曲の数々を集めたコンピレーション・アルバム。2007年3月にリリースされた『sakura songs』の続編に位置する作品で、数々の名曲を含んだ新鮮かつ変わらぬ温かみのあるアルバムだ。