2008年4月30日発売
沖が経験したスペインでの生活や演奏活動。それにスペインの象徴であるギターとフラメンコ。日本人ならそれらをことさら売り物にしそうなものだが、沖は自分の身体の中に溶け込んでいるかのように、あくまで自然な音楽を紡ぐ。このさりげなさが麗しい。
2005年6月5日、スパイラルホールでのライヴ音源。1曲目は超絶技巧のフラメンコ・ギターが鮮烈。2曲目は陰影に富んだ演奏が表現者としての優秀さを伝える。ゲストの畠山美由紀が歌う5曲目をはじめフラメンコにとらわれない音世界を提示する曲も多い。メンバーがソロを応酬する9曲目が熱い。
ファッション誌『小悪魔ageha』のモデルとしても人気の白石桔梗による2ndシングル。バリ音楽や伝統舞踊など、さまざまなことに挑戦する彼女の多彩さがうかがえる仕上がりだ。リアルなリリックと独特のハスキー・ヴォイスの融合が見事。
2003年の結成以来、沖縄ヘヴィ・メタル・シーンで注目を集める4人組のファースト・シングル。NWOBHMをはじめとする80年代メタルからの影響を強く反映。要所で当時のナンバーを本歌取りしたかのようなリフも見て取れる。名刺代わりのタフでアグレッシヴな一枚だ。
主人公の米寿司(まいずつかさ)こと堂本光一が歌う映画『銀幕版スシ王子!〜ニューヨークへ行く〜』の主題歌は、サビが印象的なミディアム・ソング。通常盤のみに収録の「修行唄」は、ア・カペラでつぶやくように歌った伝承歌のような味わいの曲。詞は堤幸彦監督が手がけている。
カノンの2008年4月発表のシングル。NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』の挿入歌「Wings to Fly〜」や、ニンテンドーDS『かんたん!たのしい!お菓子ナビDS』のCMソング「虹」などを収録。独特のヒーリング・ヴォイスが心地いい。
オリジナル・メンバー三人が再集結したフル・アルバム。80年代に大ヒットとなった自身のタイトル曲は新録音ヴァージョン、野村義男のギター参加にテンションも急上昇。ほか、洋楽ナンバーに日本語歌詞をのせたナンバーなど、キャッチーでポップな楽曲スタイルは今も健在。