2008年5月28日発売
通算16枚目のシングルは、エンジニアにビリー・ジョエルらを手がけるROB FEASTERを迎えたラヴ・ソング。羽毛田丈史によるシンプルなピアノ・サウンドを背景に、彼女の深く優しいヴォーカルがよく映えている。
自身が主宰する“夏のキャンプ基金”のために制作された異色のトリビュート盤。素人の子どもたちから成るコーラスのほか、歌詞が笑える「ディスアポインティング・パンケーキ」ではスティーヴ・マーティンがバンジョーを聴かせるなど、人脈の幅広さも伝わる。ファンにはうれしい好企画では。
日本ヒップホップ界の重鎮、DJ RYUがプロデュースを手がけたコンピレーション盤。ギャル・ダンサーのカリスマ的存在とされるDJ MASAKOがミックスを担当。ギャル向けキラー・チューンが詰め込まれた一枚だ。
現代を代表するトランぺッター、ロイ・ハーグローヴのエマーシー移籍第1弾。各トラックの構成が緻密に計算されているようだ。ここにこのアルバムの完成度の高さを感じる。演奏はシンプルかつ安定感のあるもの。オーソドックスだが、いまこれが最先端のジャズではないか。★
代表作「そして僕は途方に暮れる」をはじめとする自身の楽曲のリメイクに、吉川晃司への提供曲「LA VIE EN ROSE」、松田聖子のカヴァー「SWEET MEMORIES」、新曲3、9曲目を加えたデビュー25周年盤。ハスキーなヴォーカルの魅力は相変わらずで、時代性を意識した音作りの巧みさも光る。「そして僕は途方に暮れる」はいつ聴いても色褪せない名曲。
2年ぶり4枚目のフル・アルバムは、ハッピー&ラッキーが瞬く愛嬌系ヒップポップ。アップ・テンポのシングル曲2、3、10、12曲目とは対照的な、feat.九州男のナンバー「遠郷?tokyo?」やスキマスイッチの常田がキーボードで参加する「Birthday Song」など、ウェットでセンシティヴな一面も魅せている。
テレサ・テンのヒット曲を日本語と中国語で収録したアルバム。聴き慣れた日本語での歌声も良いが、美しい声音の響きが伝わる母国語での歌唱も味わい深い。ボーナス・トラックでは「別れの予感」の日本語ヴァージョンが楽しめる。
自分のフェイヴァリットなヒーローに因む名曲を取りあげたアルバム。アコースティック・ピアノ中心。デイヴ・グルーシン、ホレス・シルヴァー、オスカー・ピーターソン、ビル・エヴァンスなどの超の付く名曲を演奏した。たまにはこういう企画もうれしいものだ。
上原ひろみの初のスタンダード・ナンバー集。ギターを加えた自己のグループでの録音だ。超の付く有名曲を取りあげた。「レッド・ブーツ」はジェフ・ベック、「XYG」とボーナス・トラック「リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン」は上原作曲の代表レパートリー。上原は大胆な解釈を加え、イメージを広げた演奏を展開する。
小椋佳が贈る、同世代へ向けた温かな友達讃歌を収録したシングル。年齢を重ねる上で気付けること、また人間に与えられた最高の贅沢“学び”を言葉に刻み込んだ、彼にしか表現できないメッセージ・ソングだ。
ポピュラーな「熱情」ソナタを含む中期から、後期の直前、ロマン派音楽的性格を持つ「告別」ソナタまでの5曲を収録。革新的な「熱情」もさることながら、小規模なソナタでのシフの感受性の鋭さが聴きものだ。
病からの完全復活を祝して編まれた最新ベスト。タイトルは入門編だが内容は82年以降のレア音源や貴重なコラボレーションなどを中心としたかなりの上級編で、彼の音楽性の幅広さと恐るべきバイタリティの強さに驚きつつ感動せずにはいられない全18曲。
2002年に結成された男性ヴォーカル4人組による7枚目のシングル。TBS系ドラマ『ROOKIES』主題歌となった「キセキ」は、メロディアスなラブ・ソングながら力強さを秘めている。アッパーな「ルーキーズ」を含め、4人の声質が絶妙な層となってインパクトを与える。 ⇒GReeeeN特集はこちら ⇒GreeeenがDSでライブ!?詳細はこちら!
楽しさいっぱいの“踊れる沖縄民謡”を詰め込んだコンピレーション・アルバム。「嘉手久」「唐船ドーイ」「多幸山」など、にぎやかでアップ・テンポな曲を中心に、夏のエイサー祭りの代表曲を収録している。