2008年5月発売
スタンダード・ブック・オン・ミラー・サウンズスタンダード・ブック・オン・ミラー・サウンズ
制作・出演
DickdeGraaf / EricVloeimans / JoeBeeren / PhilipKolb / ToondeGouw / ウィム・ボット / グレン・ミラー・ヨーロピアン・メモリアル・オーケストラ / ルート・ブルルス発売元
株式会社ポニーキャニオンエルヴィス、イビザヘエルヴィス、イビザヘ
もしエルヴィスがこの21世紀に登場したら??そんなコンセプトで作られたアルバムで、彼が、サン、RCAに残した古典にイタリアのDJ/プロデューサー、スパンコックスが鋭敏なリミックスを施す。もともと鮮烈な作品群が現代的な響きを伴って甦っている。
CORE / WantsCORE / Wants
1曲目は、リヴァーブの利いたギター・サウンドが、氷のような透明感とともに混沌とした心象風景を映し出す。アニメ『無限の住人』エンディング曲2曲目は、じんわりと心に響くせつないメロディが印象的。生々しさ全開のライヴ音源3曲目も一聴の価値あり。
ベートーヴェン:交響曲全集 VOL.3::ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第1番ベートーヴェン:交響曲全集 VOL.3::ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第1番
制作・出演
PeterRijkx / RodrigoBlumenstock / UlrikeHofs / ウルリッヒ・ケーニヒ / ドイツ・カンマーフィル / パーヴォ・ヤルヴィ / ベッティナ・ヴィルト / ベートーヴェンゆったり進行中の全集録音第3集。モダンと古楽器の折衷作をとるヤルヴィたちの演奏は、どちら側の議論も吹き飛ばしてしまう勢いと生命力にあふれて、作品に込められた革新性が、わくわくされられるまでのリアリティで迫る。言葉に尽くせぬ愉悦が広がる。★
ブルックナー:交響曲全集 Vol.1::ブルックナー:交響曲第7番ブルックナー:交響曲全集 Vol.1::ブルックナー:交響曲第7番
たとえば、第3楽章がこれほど軽やかな演奏は珍しいかも。前半の二つの楽章ではあまりにも繊細と思われる箇所もあるが、その反対にかつて体験したこともないすがすがしさもある。決定盤とは言えないが、曲に新しい光をあてた演奏として注目。