2008年6月25日発売
ドイツを代表するハード・ロック・バンド、ボンファイアーの2008年6月発表のアルバム。ドイツの劇作家シラーの戯曲「群盗」を基にした、コンセプチュアルなロック・オペラ作となっている。
天才キーボード・プレイヤーのヴィタリ・クープリが12ヵ月の自然をピアノで表現したソロ作。クラシック風でもなく、かといってテクニックに走ることもなく、心の感動をそのままメロディに乗せている。ジャケ内の12ヵ月の写真を見ながら聴くとより感動が伝わる。
オーストリア出身のシンフォニック・メタル・バンド、エデンブリッジの6thアルバム。容姿端麗な紅一点ヴォーカリスト、サビーネの美声を堪能されたし。ロビー・ヴァレンタインらがゲスト参加。
フロリダ出身のヘヴィ・メタル・バンド、サークル・トゥ・サークルの4thアルバム。正統派メタル・サウンドを鳴らしつつも、従来の作品に比べ彼らのオリジナリティも強く打ち出されるようになった。
約20年のバンド活動に終止符を打つメロディアス・ハードの雄、ハーレム・スキャーレムのラスト・アルバム。最終作でも、もちろん骨太なヴォーカルとうねるギター・ワークでファンを魅了。これだけパワフルでキャッチーなサウンドを放つのに活動休止とは惜しい。
「Yesterday and Tomorrow」は前作「ストーリー」に続いて彼ら自身が出演するTOYOTA・ラクティスのCMソングとしてお馴染み。CharaやSuperfly、エレファントカシマシらを手掛ける蔦谷好位置をプロデューサーに迎え、ピアノやストリングスの響きが心地良いスケール感のある仕上がりになっている。
アニエスベーのコレクションの音楽も手掛け、“手作りエレクトロニカ”を信条とする三人組の5作目。電子音と生楽器と肉声をシームレスに融和させ、陽炎のように儚げで幻想的な世界を描出する。音響的配慮も細部まで行き届いており、職人的でスキのない仕上がり。
NY発のヴォーカリストと、仏で名を轟かせるDJのユニットの初作品。エモーショナルに歌いこなすヴォーカルと、テクノ&ハウスを融合させたクールな最新鋭サウンドの意外な相性が心地よい。「ITS YOU」は、シンプルなエレクトロニック音とエッジの利いた重低音がクール。
作詞・作曲のみならず、演奏・録音、ミックスなど、アルバム制作のほとんどを自ら手がけたサード・アルバム。丁寧に、真摯に歌い綴られた作品たち。人生の旅のあれこれをも感じてしまったりする、しみじみと聴き入ることができるアルバム。