2008年6月発売
SO IT GOESSO IT GOES
EL-MALOとしてアルバムを出したばかりのアイゴンが本名名義で出した初ソロ。同時発売の相方=柚木隆一郎のソロとは対照的に、木村カエラらへの楽曲提供などで見せるポップ感を全面に出した一枚で、ピンバックのロブ・クロウとはニック・ロウのカヴァーで共演。
アマポーラアマポーラ
イタリアを代表する二人のピアニストが挑んだデュオ作品。81歳のセラーニが息子のようなレアをリードしつつ、美しくも心のこもったメロディが続く。アルバム全体が聴き手を暖かい気持ちと空想的な気分にしてくれるだろう。★
オー・ソレ・ミオオー・ソレ・ミオ
期待のイタリア人ピアニストの第2弾。今作では日本人にもなじみ深い「オー・ソレ・ミオ」のほか、ナポリ民謡などを“イタリアン・スタンダード集”として端正なピアノ・トリオで聴かせる。イタリアらしい質の高さと奥深さで、洒脱感が楽しめる粋な作品。
黒と白の肖像黒と白の肖像
これで10代というのだから恐れ入る。カフィーソのアルバムは、シシリー出身のメンバーと組んで、ジャズ・オリジナルを中心に取りあげたもの。ストレートアヘッドなプレイであってもどこかが違う。そこがこの若者の心意気であり、将来性豊かな証拠だ。