2008年6月発売
2008年2月29日に逝去したバンド・リーダーでテナー・サックス奏者、高橋達也の追悼アルバム。作曲・編曲家の前田憲男が編曲を担当し、高橋がスウィング・ジャズに寄せた愛情を卓越した演奏で伝えている。オリジナルは82年に発表。
制作・出演
MichalKostka / MilanSetena / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員 / グザヴィエ・ドゥ・メストレ / ダニエル・フロシャウアー / ティボール・コヴァーチ / テオドール・ド・バンヴィル / ディアナ・ダムラウ / ドビュッシー / ライナー・ホーネックウィーン・フィルの独奏ハープ奏者・メストレのRCAデビュー盤。録音のせいか、繊細なニュアンスが十分に伝わり切らず、もどかしさの残る場面もあるが、ダムロウやウィーン・フィルの同僚たちが花を添えた4曲目や7曲目は実にゴージャスで、たっぷりと耳を楽しませてくれる。
アルバム発表、約3年ぶりの全国ツアーと精力的な活動を行なってきた、歌手デビュー10周年イヤーを締めくくる3枚組ベスト。これまでにリリースしたシングルや彼女が選んだ楽曲を収録。爽やかで表情豊かなヴォーカルが心に染みわたる。
2008年3月2日に死去したブルース・ロック・ギタリスト、ジェフ・ヒーリーが率いたバンドのベスト・アルバム。ブルース・ロックに傾倒していた時期の楽曲を集大成した内容になっている。
レア・トラック集に続くコンピレーション。シンディ・ローパーとのデュエット「タイム・アフター・タイム」など、今回は半数近くが他アーティストとの共演曲で、サラの魅力が二本柱で楽しめるのが特徴だ。どちらにしても、彼女の美しくマジカルなヴォーカルに包まれる幸せを感じる。
2002年結成の4人編成ロック・バンドによる骨太な一枚(4枚目)。日本テレビ系アニメ『RD潜脳調査室』エンディング曲の疾走感あふれる「片膝の汚れ」をはじめ、スリリングなビート感、メッセージ性の強い詞世界、ツイン・ヴォーカルのスキのないフレーズ展開が印象的だ。
全曲英語での作詞に挑戦するなど、より自分らしいスタイルを追求した3rdシングル。コールドフィートが手がけたラテン・ハウス、佐藤竹善によるアッパー・チューンが楽しめる。
99年のコンサートを最後に歌手としての活動を休止した“たかじん”が、2007年に活動を再開。彼が女性のために歌ってきたバラード曲を集成した2枚組ベスト。微妙にカンツォーネなどの香りをふりまき、時おりシナトラ風のコブシを利かせるヴォーカルは逸品。
映画『スイングガールズ』のモデルになった高校生ビッグバンドによるアルバム第2弾。今回はおなじみの有名TV番組の曲をジャズ・アレンジでカヴァー。凡庸なカヴァーが世にあふれるなか、フレッシュさではピカイチ。聴いてるだけで体育館にいる気分になれます。
6枚目を数える『ケツノポリス』、前回が赤ジャケだったのに対し今回は青ジャケ。いわばケツメイシ版“青盤”とも言うべき、夢や希望や未来の詰まった珠玉の名曲がたっぷり。ヒップホップやレゲエの枠をスルリと飛び越えた、洗練されたサウンドを聴かせる。
ナパーム・デス(gとds)とブルータル・トゥルース(voとb)の合体編成になった2作目(シェーンがギターにパート・チェンジ)。タイトな音作りで、ひねり入れつつブラスト・ビートもくっきりの貫禄のハードコア・パンク仕上げだ。日本盤はインストのデモ3曲追加。