2008年7月16日発売
アコースティック・ギターを駆使したミクスチャー・スタイルを聴かせる男女デュオ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラの来日記念盤。2008年の東京公演、2004年のマンチェスター公演など貴重なライヴ音源を収録している。
プリンスやビージーズほか、80年代ポップス・ヒット曲などをリメイクしたカヴァー集。サウンドはラバーズ・ロックやブラジリアン風なども交えたクラブ系、だが主役の歌い手は子供たち。その飾り気のない歌声が女性たちを和ませ、また子供たちの音楽への目覚めも誘うか。
ブラジルのメタル・ミュージシャンによって制作されたロック・オペラ・アルバム。オペラというと大層だが、要はストーリーに基づいたコンセプト作。構築性ある楽曲が力強いメタル・サウンドで展開する。正統派メタル作品としても質が高い作品だ。
ニューヨーク出身の男女6人組バンドの、約2年ぶりとなる6作目のアルバム。古い教会でほぼライヴに近いかたちで録音されたというサウンドは、緊張とリラックスのバランスが絶妙。ピリピリした刺激はないけど、聴いていて実にキモチのいい作品だ。
イタリアのエレ・ポップ・デュオのファースト。ややシューゲイザー入ったメランコリックな展開はどこか懐かしさを感じさせるもの。露骨にヴォコーダーを使用したりするようなチープな感触が愛らしく、最先端のものではないが手元に置いておきたくなる。
日常に根づいた歌詞と動きのあるマイク・パフォーマンスが魅力のレゲエ・シンガー、Jr.Deeの活動20周年を祝したコラボ・アルバム。FIRE BALL、Metisらとともに作り上げた、極上のうねりを提供してくれる。
オーストリア出身の歌姫、シモーネの『恋のチャンス』に続くヴィーナス第4弾。伴奏はサックス+ピアノ・トリオに、ストリングス・カルテットを加えた豪華版。バラード中心の選曲と、透明感のある魅力的なヴォイスで、どの曲も語りかけるように歌っているのが印象的。★