2008年7月9日発売
「鳥が見た空の夢」「鳥が見た空の夢」
20歳の三人組による、独特の世界観を持った1作目。プログレやパンク、そしてサイケデリックといった具合に、どこか脳と視覚に訴えるような力を持ったサウンドで、精神世界を漂うかのごとく。沖縄在住ということも因果としてあるのかもしれないが、とにかくスピチュアル。
ノー、ヴァージニアノー、ヴァージニア
ピアノ&ヴォーカル、ドラムを男女のコンビで使いこなす、異色のユニットの3作目。シアトリカルな要素を多分に持ったアート志向を強く打ち出し、随所にシュールな空気を振りまく今作。オペラ的なドラマ性をも交えた退廃的センスにより磨きを掛けた意欲作だ。
ROCK BABYROCK BABY
DONNAちゃんを中心とした3MC、1DJからなるダンスホール・レゲエ・ユニットのアルバム。ダンスホール・ロックを標榜し、スタイリッシュな感性で「ROCK BABY」をはじめとするアゲアゲのパーティ・チューンを連打。ハイ・テンションな彼らのポジティヴ・ヴァイブスが夏を揺るがす。
フェニックスフェニックス
2年半ぶりの5作目。ハイパーでハイ・エナジーなスケーター・パンク・ハード・ロックといったところで、曲中何度も飛び出す速弾きギター・ソロやヘヴィ・メタルのようなギター・ユニゾンが何とも爽快。グルーヴやメロディよりギター・プレイが印象に残る。
ウェイスト・オブ・マインドウェイスト・オブ・マインド
ノー・ダウトを生んだオレンジ・カウンティ出身のバンド。メロコア、ファンクなどを飲み込んだ音の突き抜け方はいかにも西海岸。それだけに止まらずグルーヴさえ生み出しているところがすごい。