2009年10月発売
8年ぶりのソロ・アルバムは、同業歌手とコラボした曲を含む異色の作品。参加は小田和正(「手紙にかえて」)、ASKA(「愛していたい」)、富田京子(「バイバイロマンス」)、平原綾香(「昨日からのメッセージ」)など。チューリップ再結成を経て再び、自身の音楽へ新たな風を送ろうとしているよう。抽象的な詞を語るように歌い始める「こもれび」が、不思議な余韻を残す。
MIGHTY JAM ROCKのアウトワークスを集めたアルバム。さまざまなレゲエ・アーティストに提供した楽曲を集めた一枚で、MIGHTY JAM ROCKの作品とは一味違った、彼らの新たな側面を発見できる。
シングル4曲を含む、2年ぶり5枚目のアルバムは、彼女のみごとなストーリーテラー(同名曲も収録されている)ぶりを発揮している。濃密なファンタジーの世界を描きながら、随所に垣間見せてくれる真実の影にドキドキしてしまう。一曲一曲、不可思議な期待で次の扉を開くように聴いた。
韓国出身のDJクラジクワイを中心とし、アジアのクラブ・シーンを席捲しているユニットのアルバム『ムーチョ・ムジカ』(2009年)のリミックス。彼らの特徴であるポップさを活かしつつ、より昂揚感のある音作りがされている。DAISHI DANCEや中田ヤスタカ(capsule)などがリミキサーとして参加。
J-POPの数々を日本語でカヴァーし巷で話題を振りまく彼が、今度はラブ・ソングに焦点をしぼり作品を届けてくれた。とはいえ、なかには『うる星やつら』のテーマや70年代ナンバー「なごり雪」など変化球もあり。特に、元歌はブロンディ?と錯覚しそうなアレンジの前者が面白い。
女性ヴォーカリストを迎えたデュエット・アルバムの第2弾。いずれも歌姫たちの声を上手く活かしたアレンジとなっている。森高千里の歌声も聴きどころだが、エネルギッシュな原曲とは対照的な、柔らかい歌声の遊佐未森の「フレンズ」が、意外にもハマっているのに驚かされる。
豪華女性アーティスト陣とのデュエットによる、J-POPのカヴァー・アルバム第2弾。数ある名曲の中から、森高千里との「雨」や“冬の女王”広瀬香美との「クリスマスキャロルの頃には」などを収録した充実の一枚だ。