音楽むすび | 2009年11月25日発売

2009年11月25日発売

アーティスト・プロフィール・シリーズ〜ラルフ・ファン・ラートアーティスト・プロフィール・シリーズ〜ラルフ・ファン・ラート

アーティスト・プロフィール・シリーズ〜ラルフ・ファン・ラート 20世紀の精緻なるピアノ曲を集めたファン垂涎のスペシャルBOXの登場です。アムステルダムでピアノを学び、数々の国際 コンクールで入賞、とりわけ現代音楽の分野で高い評価を受けているピアニスト、ラルフ・ファン・ラートの芸術の集大成です。彼は多くの作曲家からの信頼も厚く、たくさんの曲を献呈されていて、それらを的確な解釈で表現できる類い稀なる資質を持っていることでも知られ、ここで聴けるリンドベルイの作品集や、ジェフスキの『不屈の民の主題による変奏曲』などは、他の演奏を圧倒するほどの迫力を備えています。現代のピアノ作品を味わいたい人にもうってつけのBOXです。(ナクソス) 【収録情報】 CD1: (8559285) ジョン・アダムス作品集 アダムス: ・フリジア・ゲイト ・アメリカの狂乱 ・チャイナ・ゲイト ・ハレルヤ・ジャンクション  録音時期:2006年1月 CD2 (8559360) フレデリック・ジェフスキ作品集 ジェフスキ: ・『不屈の民』による36の変奏曲 ・『4つのノース・アメリカン・バラード』より第4番  録音時期:2007年4月 CD3 (8570442) ジョン・タヴナー作品集 タヴナー: ・ゾディアックス ・イパコエ ・パリン ・マンドゥードルス ・プラティルパ ・2匹の猫へのメモリー  録音時期:2007年3月 CD4 (8570542) マグヌス・リンドベリ作品集 リンドベリ: ・2台のピアノのための音楽(1976) ・ピアノのための小品(1977) ・ピアノのための3つの小品(1978) ・Play 1(1979) ・ひも(1988) ・ジュビリー(2000) ・エチュード No.1(2001) ・エチュード No.2(2002)  録音時期:2007年10月 CD5 exclusive interview disc ・Interview with Ralph van Raat ・Takemitsu: A Flock Descends into the Pentagonal Garden ・Ives: Psalm 90 ・Bolcom: Violin Sonata No. 2: II. Brutal, fast ・Corea: Children's Songs (excerpts) ・Nancarrow: Toccata for Violin and Player Piano ・Messiaen: L'ascension: I. Majeste du Christ demandant sa gloire a son Pere ・Durufle: Hommage a Jean Gallon ('Chant Donne') ・Rautavaara: Apotheosis  ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)  マールテン・ファン・フェーン(第2ピアノ)、他  録音方式:デジタル Disc1 1 : Phrygian Gates 2 : American Berserk 3 : China Gates 4 : Hallelujah Junction Disc2 1 : The People United will never be Defeated 2 : 4 North American Ballads: No. 4. Winnsboro Cotton Mill Blues Disc3 1 : Zodiacs 2 : Ypakoe 3 : Palin 4 : Mandoodles 5 : Pratirupa (version for piano) 6 : In Memory of Two Cats Disc4 1 : Music for 2 Pianos 2 : Klavierstuck 3 : 3 Short Pieces, No. 1 4 : 3 Short Pieces, No. 2 5 : 3 Short Pieces, No. 3 6 : Play I, Movement 1 - Routes 1 - Movement 2 - Prism 1 - Routes 2 - Movement 3 7 : Play I, Figures and Points - Mirrors - Figures and Points 8 : Play I, Movement 4 - Prism 2 - Routes 3 - Closure 9 : Twine 10 : Jubilees, I. quarter note = 96 11 : Jubilees, II. quarter note = 64 12 : Jubilees, III. quarter note = 128 13 : Jubilees, IV. dotted quarter note = 64 14 : Jubilees, V. quarter note = 162 15 : Jubilees, VI. half note = 64 16 : Etude No. 1 17 : Etude No. 2 Disc5 1 : Interview with Ralph van Raat: On Toru Takemitsu 2 : A Flock Descends into the Pentagonal Garden 3 : Interview with Ralph van Raat: On Charles Ives 4 : Psalm 90 5 : Interview with Ralph van Raat: On Contemporary Music 6 : Violin Sonata No. 2: II. Brutal, fast 7 : Interview with Ralph van Raat: On Chick Corea 8 : Children's Songs (Excerpts) No. 11 9 : Children's Songs (Excerpts) No. 17 10 : Children's Songs (Excerpts) No. 20 11 : Interview with Ralph van Raat: On Conlon Nancarrow 12 : Toccata for Violin and Player Piano 13 : Interview with Ralph van Raat: On Olivier Messiaen 14 : L'ascension: I. Majeste du Christ demandant sa gloire a son Pere 15 : Interview with Ralph van Raat: On Maurice Durufle 16 : Chant Donne - Hommage a Jean Gallon 17 : Interview with Ralph van Raat: On Einojuhani Rautavaara 18 : Apotheosis Powered by HMV

ハイドン:ミサ曲全集ハイドン:ミサ曲全集

ハイドン:ミサ曲全集(8CD) 2009年のハイドン(1732-1809)没後200年のために8年間をかけて録音されたミサ曲全集。素朴な味わいの合唱団とオリジナル楽器による管弦楽団の温かみのある演奏がたまりません。一家に1セット。一度は聴きたい全集です。分売予定は今のところありません。(ナクソス) 【収録情報】 ハイドン:ミサ曲全集 CD1 ・スターバト・マーテル CD2 ・ミサ曲ハ長調『祝福された聖処女マリアの賛美のミサ・チェレンシス』(聖チェチリアのミサ) CD3 ・ミサ曲ト長調『聖ニコライ・ミサ』 ・ミサ曲ニ短調『ネルソン・ミサ』 CD4 ・ミサ曲ハ長調『ミサ・チェレンシス』(マリアツェル・ミサ) ・ミサ曲ハ長調『よき四季斎日のミサ』(戦時のミサ) CD5 ・ミサ・ソレムニス『大オルガンミサ』 ・ミサ曲変ロ長調『オッフィーダの聖ベルナルドの賛美のミサ』 CD6 ・ミサ・ブレヴィス ・ミサ曲変ロ長調『ハルモニー・ミサ』 CD7 ・ミサ・ブレヴィス(1805年版) ・ミサ曲変ロ長調『天地創造ミサ』 CD8 ・ミサ曲変ロ長調『神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィス』(小オルガンミサ) ・ミサ曲変ロ長調『テレージア・ミサ』  トリニティ・コア(合唱団)  レーベル・バロック・オーケストラ  J.オーウェン・バーディック(指揮)  ジェーン・グローヴァー(指揮)ハルモニー・ミサ、天地創造ミサ、テレージア・ミサ  録音時期:2001-2008年  録音方式:デジタル Powered by HMV

コルンゴルト:室内楽作品集コルンゴルト:室内楽作品集

コルンゴルト:室内楽作品集(2CD) アロン四重奏団、シグフリッドソン 最近、復興著しい作曲家コルンゴルトですが、彼のオペラやヴァイオリン協奏曲は耳にすることがあっても、なかなか室内楽作品までは聴く機会がないのではないでしょうか? しかし彼自身は室内楽のジャンルを心から愛していて、その生涯に様々な愛らしい作品を生み出しました。彼の大管弦楽作品は、とろけるような和声と華麗なオーケストレーションが特徴ですが、室内楽を書く時にもその作風を抑制することはなく、出来上がった作品も常に大規模な編成を念頭に置いた「凝縮された管弦楽」の味わいを持っています。まるでブルックナーの弦楽五重奏を思わせる濃厚さと、透明な美しさを併せ持つ独特な音をお楽しみください。(ナクソス) 【収録情報】 コルンゴルト: ・弦楽四重奏曲第1番 Op.16 ・弦楽四重奏曲第2番 Op.26 ・弦楽四重奏曲第3番 Op.34 ・ピアノ五重奏曲 Op.15  アロン四重奏団  ヘンリ・シグフリッドソン(ピアノ)  録音時期:2007年、2008年  録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV

ヴィドール:オルガンとオーケストラのための作品集ヴィドール:オルガンとオーケストラのための作品集

ヴィドール:オルガン交響曲6番、オルガンと管弦楽のためのシンフォニア・サクラ シュミット、ショーヨム&バンベルク交響楽団 「オルガンのための交響曲」がよく知られているヴィドールですが、彼は「オルガンと管弦楽のための作品」もいくつか残しています。父がオルガニスト、祖父がオルガン建造職人という、まさに「オルガニストになるために生まれてきた」と言っても過言ではないヴィドールは、迷うことなくその生涯をオルガンのために捧げたと言えるでしょう。パリのサン・シュルピス教会で65年間オルガニストを務める傍ら、パリ音楽院でオルガンと作曲の指導にあたり、マルセル・デュプレなど才能ある音楽家を多数育てあげました。  ここに収録された2つの作品は、まさに天上の響きを有した壮麗なもの。簡潔な書法と、あえて複雑さを避けた対位法は、曲に清冽な響きをもたらしています。SACDハイブリッド盤の特性をいかした、余裕のある音響は、この豊かな響きを余すことなく捉えることにも成功しました。(ナクソス) 【収録情報】 ヴィドール: ・オルガン交響曲6番 Op.42-2 ・オルガンとオーケストラのためのシンフォニア・サクラ Op.81  クリスティアン・シュミット(オルガン)  バンベルク交響楽団  シュテファン・ショーヨム(指揮)  録音時期:2008年  録音場所:バンベルク、コンツェルトハレ、ヨゼフ・カイルベルト・ザール  録音方式:デジタル(セッション)  SACD Hybrid  CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV

スッペ:1幕の喜歌劇「スペードの女王」スッペ:1幕の喜歌劇「スペードの女王」

スッペ:喜歌劇『スペードの女王』 夥しい数のオペレッタを書いたスッペですが、現代では、ごく一部の序曲などを除いては、その作品が演奏されることはほとんどありません。この喜歌劇『スペードの女王』もそんな作品。もちろん台本は1835年にプーシキンが書いたもので、50年後にチャイコフスキーも美しいオペラを作ったことは御存じのとおりです。しかしあのシリアスな題材がオペレッタとは・・・・。  ここで聴ける音楽は強烈に明るく生気を帯びています。残念ながらこの作品、普遍の人気を獲得することは叶いませんでしたが、ウィーン風の感傷性とイタリア風の底ぬけの明るさは、一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を与えてくれることは間違いありません。(ナクソス) 【収録情報】 ・スッペ:喜歌劇『スペードの女王』全曲  アンジャラ・イングリッド・バルツ(メゾ・ソプラノ)  モイカ・エルトマン(ソプラノ)  アンネリ・フェファー(ソプラノ)  トーマス・デウォルド(テノール)  トム・エリク・リー(バリトン)  ケルン放送合唱団  ケルン放送管弦楽団  ミハイル・ユロフスキ(指揮)  録音時期:2006年  録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV

ヴィラ=ロボス:交響曲全集ヴィラ=ロボス:交響曲全集

新鮮な驚きに満ちた作品を数多く書いたブラジルの作曲家、ヴィラ=ロボスは、交響曲も12曲書き上げており、規模の面からも20世紀の記憶されるべき交響曲作家であることはまず間違いの無いところなのですが、これまでなぜかあまり取り上げられることがありませんでした。  南米のバルトークとかストラヴィンスキーといった形容詞で語られることの多かった彼の交響曲については、セント・クレアのほか、ベン・ドールやペレスも録音をおこなっていましたが、全集の完成はセント・クレアが最初の名乗りを上げることとなりました。  といっても交響曲第5番については、スコアが相変わらず見つかっていないため、今回の全集プロジェクトでも録音計画に組み入れることはできなかったということです。  11曲の交響曲はそれぞれ個性的です。第1番は『知られざるもの』というタイトルを持つ29歳のときの作品で、『昇天』と題された第2番はその翌年に作曲されています。 『戦争』と題された第3番は、1919年、第一次世界大戦の終結を祝ってブラジル政府から作曲を委嘱されたもので、同じ年に書かれた第4番『勝利』、翌年書かれた第5番『平和』と共に、戦争三部作とも考えられます。  第6番は『ブラジルの山並みについて』というタイトルを持ち、初期とは明らかに異なるヴィラ=ロボス節ともいうべき音楽が楽しめます。第8番も似た傾向の作品と言えるでしょうか。  第7番と第9番は近現代的な交響曲の雰囲気で、後者の初演はオーマンディがおこなったことでも知られています。  第10番『アメリンディア』は、12曲中最大の規模を持つ大作で、作曲のきっかけは、1952年、サンパウロ市創設400年祭委員会からの委嘱によるものでした。どこかストラヴィンスキーの『春の祭典』を思わせる第1楽章によって開始されるこの交響曲は、先住民を守ったホセ・デ・アンチエタ神父の物語を讃えるという祝祭的な作品ということもあってか、聴きやすいものとなっているのが特徴。全体は、テノールにバリトン、バスという男声独唱陣と大規模な合唱を伴う5部から成るオラトリオとして書かれていて、演奏に1時間以上を必要とします。  指揮のカール・セント=クレアは、現代音楽からオペラまで幅広くこなすアメリカ出身の指揮者で、ルーカス・フォスや武満徹などの現代作品のほか、リストの壮麗なオラトリオ『聖エリーザベトの物語』といった録音がありました。  最近ではワイマールでのワーグナー『ニーベルングの指環』の映像作品で、シャープな演奏を聴かせていました。 【収録情報】 ヴィラ=ロボス:交響曲全集 CD1(999568) ・交響曲第1番『知られざるもの』 ・交響曲第11番 CD2(999785) ・交響曲第2番『昇天』 ・ニューヨーク・スカイライン・メロディ CD3(999712) ・交響曲第3番『戦争』 ・交響曲第9番 ・序曲『そのような男』 CD4(999525) ・交響曲第4番『勝利』 ・交響曲第11番 CD5(999517)・交響曲第6番『ブラジルの山々』 ・交響曲第8番 ・弦楽のための組曲 CD6(999713) ・交響曲第7番 ・シンフォニエッタ第1番 CD7(999786) ・交響曲第10番『アメリンディア』  ローター・オディニウス  ヘンリク・ベーム  ユルゲン・リン  シュトゥットガルト国立歌劇場合唱団のメンバー  SWRヴォーカルアンサンブル・シュトゥットガルト  SWRシュトゥットガルト放送交響楽団  カール・セント=クレア(指揮)  録音時期:1997-2000年  録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV

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