2009年11月25日発売
フィンランドのヘヴィ・メタル・バンド、カーディアントの2ndアルバム。今作からヴォーカルはエリック・カルハツへとチェンジ。叙情性をたたえた王道メロディック・パワー・メタルに仕上がっている。
女性シンガーのターニャ・マオルを擁するドイツのジャーマン・メタル・バンド、ドーン・オブ・デスティニーの3rdアルバム。基本的には前作のサウンドを踏襲しつつも進境著しい一枚となった。
デスコア界を代表するモントリオール出身の6人組による4作目。確かなテクニックと先鋭的エモーションに裏打ちされてのカオス&変幻自在な阿鼻叫喚(?)の音世界には終始翻弄されっぱなし。エクストリームなバンドは数あれど、彼らが破格の存在であることを再確認。
スウェーデンのゴシック・ロック・バンド、ワン・ウィズアウトのデビュー・アルバム。女性シンガーのキャトリン・フェイマークのキャッチーなヴォーカルと、エモーショナルなサウンドが売り。
抜群の歌唱力を誇るティファニーのアルバム。これだけの才能があれば世界に出ても評判を呼ぶに違いない。国内発売だけで終わらせてほしくない。アニタ・オデイも録音したメドレーの「イエスタデイ〜イエスタデイズ」からラストのソウル・ナンバーまで、とにかく見事な出来映えだ。
90年代後半から地元札幌を中心に活動する4ピース・バンドの、2002年リリースのファースト・アルバムの再発。シューゲイザー、(アイスランドあたりの)音響系の影響を感じさせる、ゆったりとした酩酊感をもったサウンド、透明な叙情性とでも形容すべき旋律が素晴らしい。
制作・出演
GenOgimi / MasanoriSasaji / TakashiNishiumi / VagabondSuzuki / YosukeInoue / YuichiTogashiki / 土方隆之 / 平賀マリカ明快なテーマ設定が奏功し、快作を連発しているシンガーの2009年作はカーペンターズ・トリビュート。カリブ風にアレンジした「ジャンバラヤ」では終盤、起伏に富んだアドリブで楽しい雰囲気をつくりだす。管弦が美しい「愛のプレリュード」はヴォーカルの温度感も心地よい。ギターがバックの「雨の日と月曜日は」では淡々と穏やかに表現する。