2009年12月16日発売
広瀬香美のアルバムは、なんとオリジナル・アルバムとしては5年ぶり。ポジティヴで押しが強いメロディ・ラインとヴォーカルは健在。(10)のめくるめく世界は彼女の真骨頂。とにかく、そのパワー量は圧倒的。元気になりたい人におすすめします。
“冬の女王”の異名をとる広瀬香美のおよそ2年ぶりとなるアルバム。相変わらずの圧倒的なヴォイス・パワーで聴かせる12曲は、すべて恋や仕事に頑張りながら毎日を懸命に生きているすべての女性へと贈るナンバー。寒い冬にもその暖かい日光は輝く。
やはり帰ってきた“冬の女王”だが、高音域を歌い上げる真骨頂のヴォーカリゼーションより、ポップ感や曲のムードを優先した印象が強い。アルペンのCMでおなじみの「冬のモチベーション」などのハッピー・チューンほか、3、5、9、10、11曲目といったスロー・チューンも味わい深い。
男性二人組ユニット、レディオサイエンスのデビュー作で、洋楽ヒット曲のカヴァー・アルバム。せつないメロディの曲ばかりを集め、スウィートな色気のあるヴォーカルと、ピアノやストリングスを中心としたやわらかなアレンジによって、優雅かつロマンティックに聴かせている。
広瀬香美のタイアップ・ソングを集めたコレクション・アルバム。「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」といったアルペンCMソングや、日本テレビ系ドラマ『時代屋の女房』主題歌「GIFT」など、数々のヒット・ナンバーを収録する。
演歌ではなく、あくまでも歌謡曲といった歌唱を聴かせるハスキー・ヴォイスの門倉有希。彼女の代表曲となっているお伽話風の「ノラ」はもちろん、その歌声が一段と効果を発揮して激励ソングとなっている新曲「友情」までを収録したベスト。汚れ役を思わせる歌も巧い。
ブリティッシュ・シー・パワーの元メンバーとエレクトリック・ソフト・パレードのメンバーらによるブライトン拠点のバンド、ブレイクスの3作目。元デルガドスのポール・サヴェージのプロデュースでモグワイゆかりのスタジオで録音されたとあって、ラフな演奏にも重厚さが。
2001年にニューヨークで結成された5人組が、ヴォーカル交替後の編成で放つ3枚目のアルバム。時にメロディアスに切り込みながら、メタルコアの凶暴性を前面に押し出す。「カム・アンダン」はデュラン・デュランの、「ゼム・ボーンズ」はアリス・イン・チェインズのカヴァー。
デビュー11年目のシングルは、「Tokyoに雪が降る」「星空のトーキョー」といった“東京3部作”以来、久しぶりに東京を舞台にしたナンバー。アラフォー世代のシングル・ライフの切ない本音をさりげなく歌いあげたヴォーカルが胸に沁みる。
今もなお輝きを放ち続ける昭和のスーパースター、石原裕次郎のベスト・アルバム。「狂った果実」「夜霧よ今夜も有難う」「嵐を呼ぶ男」ほか、ヒット曲の数々を収録している。