2009年2月25日発売
制作・出演
JayMason / JeffDriskill / JohnYoakum / SalLozano / ウェイン・バージェロン他 / エリック・マリエンサル / ビッグ・ファット・バンド / ブライアン・スキャンロンエンタテインメント性あふれるゴードン・グッドウィン率いるビッグ・ファット・バンドの第2弾。ジャズ、フュージョン、ポップス、映画音楽などがミックスされたノリのいい音楽で、マイケル・ブレッカー、テイク6などをフィーチャーして楽しさ満載で聴かせる。
シューマンは冒頭にややムラを感じるものの、全体の誠実な音楽造りに好感が持てる。情熱的な部分の表出も、節度を持ちつつも不足はない。一方ラヴェルでは音色の彫琢とエレガントなニュアンスが特徴。「道化師の朝の歌」でのアルペッジョ表現への強いこだわりも印象的だ。
一歩も引かずに精密にオーケストラとやり取りを交わすところは、さすがにウィーン・フィルのソロ・ハーピストを務めるメストレ。ハイドンの協奏曲がハープのオリジナル作品のように豊かな表情で蘇るのも楽しい。一方のソロでは、繊細でしなやかな表現力もアピール。
11歳で天才シンガーとして紹介されながらも声帯麻痺となり、必死のリハビリの末、見事復帰し『アメリカン・アイドル』で準優勝を果たした17歳のアーティストのデビュー・アルバム。澄んだ美しい声は、まさに天から与えられたもの。心温まるサウンドが秀逸。
SMAP「この瞬間(とき)、きっと夢じゃない」の楽曲提供でも注目の仙台在住4人組ポップ・ユニットのサード・シングル。花言葉が失恋という“トルケスタニカ”をタイトルに冠した1曲目は、心から愛した人を思う優しさを綴った、男性から女性に贈る切ない純愛歌だ。
発売元
株式会社バップ大野雄二による新レーベル・LUPINTICの第1弾リリース。テナー・サックス奏者として頭ひとつ抜き出た存在感を意図した大野プロデュースにより、鈴木の目指す渋い王道ジャズの要素にルパン・ライクな洒脱でシティ派の側面が加味された意欲作。
2004年のデビュー以来、地方から評価を高めてきた岐阜県飛騨出身のシンガー・ソングライターのデビュー・シングル。今作にはリアリティと懐かしさが混在しており、「東京ハロー」では東京で新生活を始めた者の気持ちを見事に描く。ウクレレとアコーディオンによるインスト「アルクトゥルスの雪どけ」も面白い。
ロング・ヒットを記録した「今日も どこかで」に続くシングルにして、関西テレビ開局50周年記念ドラマ『トライアングル』の主題歌。優しいヴォーカルと美しいメロディは本作でも健在で、切ない歌詞や流麗なストリングスと相まって感動的な仕上がりになっている。
4枚目のフル・アルバム。まったりしたAORっぽい曲も多いしヴォーカルの温度は全体的にぬるめだが、カヴァーかと思うほど英語がハマっていてザ・フーも頭をよぎった「Jaipur Town」やインストの「Oil Shock」などのハードな曲も一緒にやってしまうところがチャーム・ポイント。
さまざまなスポーツ・イベントのテーマ・ソングに起用された楽曲を集めたコンセプト・アルバム。ゆず「栄光の架橋」や織田裕二「All my treasures」など、感動のシーンを彩った名曲が満喫できる。応援ソング集としても充実の仕上がりだ。
個性的な面々が集ったSamurai Troopsの4枚目となるマキシ・シングル。シングルとしては初となるミディアム・バラードで、恋人との突然の別れを描いた詞が感動を誘う。
エリオット・ヤミン、アクセント、スピーチ、アシャンティらの人気ナンバーを集めた、ヒップホップ/R&Bコンピレーション。コンピ盤初収録となる楽曲が多数収められた豪華な内容だ。
亀田誠治、松任谷正隆らをアレンジャーに迎えた、旅立ちをテーマにしたサード・アルバム。女性としての性が全編に息づくドラマティックな作品だが、AAAへの提供曲「チューインガム」など、バラエティ豊かなアプローチとともに、風通しの良さを感じる全12曲。