2009年3月11日発売
デビュー25周年を迎えた天才サックス奏者率いるカルテット、2008年米国でのライヴ。内なる宇宙を探求するテナー、抒情的なソプラノ。どちらの音色も深みを増した。伝統を踏まえつつ、即興芸術としてのジャズの新たな極みを目指す改革者の意気込みが伝わってくる。
“東宝「シンデレラ」オーディション”でグランプリに輝いた黒瀬真奈美の3rdシングル。「Love is...Shine」は、mihimaru GT「Love is...」をサンプリングした純愛ソング。斉藤由貴「卒業」のカヴァーとの両A面仕様。
デビュー前からライヴで披露されていた人気のラヴ・バラードを収めたシングル。いきものがかりらを手がける島田昌典をプロデュースに迎え、人との出会いという“奇跡”をドラマティックに演出している。映画『恋極星』エンディング・テーマ曲。
稲垣潤一の代名詞ともいえるバラード・ナンバーを集めたベスト・アルバム。年齢を重ねることで磨かれたハートウォーミングな歌声に満たされるメモリアルな一枚だ。新録のデュエット曲を追加。
全世界で250万枚以上のセールスを記録した歌姫、ダフィーの日本デビュー・アルバム。あらゆる世代の心を掴む正統派サウンドに、ビタースウィート・ヴォイスが心に浸みる。レトロでコンテンポラリーなキラー・チューンが満載だ。
海外でも人気を高めている4人組のサードにしてメジャー移籍第1弾。ビジュアル系流れらしいエモーショナルな歌謡ロックに、ダークでゴスな耽美テイストを組み込んだサウンドと、繊細さとヘヴィネスが共存するサイバーなメタル路線との相性が絶妙だ。
インターネットのニコニコ動画で話題の、東京出身、22歳のラッパーによるファースト・アルバム。ピアノ音のバッキングが印象的なグルーヴィなナンバーを中心に、ソフトな「When They Cry」やハードな「空想ルンバらっぷ」といった人気作も収録され、クオリティの高い仕上がりといえる。
22枚目のアルバム。スケッチ・ショウ以降のエレクトロニカ路線を踏襲しつつも、小山田圭吾、スティーヴ・ジャンセンといった豪華ゲストとのコラボレートにより、予期せぬスリルを呼び込むことに成功。小山田のノイジィなギターやアトム・ハートのデジタルなビートなどが聴きどころ。
4人組ロック・バンドの約2年3ヵ月ぶりとなる5枚目。センチメンタルなメロディのいい曲を書く一方、野田洋次郎の超早口ラップ風ヴォーカルや合唱隊風コーラス、エレクトロ・ビートの導入など突飛なアイディアが盛り込まれ、一筋縄ではいかぬ奇妙な魅力がある。
約15年ぶりのソロ・アルバム。「なつかしき愛の歌」や「アヴェ・マリア」などを表現力に満ちた歌声で披露。クラシック・シンガーとしての魅力と実力を活かしたカヴァー・アルバムとなっている。
英4人組ロック・バンドのアルバム(4作目)。ダイナミックかつ叙情的でもあるヴォーカルと華麗なメロディが看板だが、今回はさらにその路線を煮詰めたかのような、より歌をメインにした演奏だ。その意味ではこれまで以上にポップでコマーシャルになっている。
リバティーンズ、ベイビーシャンブルズと、UKロックを牽引してきたピーターの初ソロ・アルバム。静かに語りかけるような歌声は、深い知性に裏打ちされた、研ぎ澄まされた感性にあふれている。気品高い逸品だ。名匠、スティーヴン・ストリートのプロデュース。
ファルセット声域を駆使して、超高音を歌う男声歌手“カウンター・テノール”の歌唱を集めたコンピ。その特殊な声の饗宴は、古のオペラ全盛時代を彷彿させる。ジャルスキーの現代的な技術と、最後の去勢歌手モレスキによる1902年の録音「小荘厳ミサ曲」の聴き較べはエキサイティングだ。