2009年4月発売
ナガノによるブルックナー第4弾で、手兵・バイエルン国立管との初録音。耳慣れた版(第2稿)とは大きく異なり、ラディカルさの際立つ第1稿を使用するが、ナガノは作曲家の斬新な発想を尊重しつつも、最大限に洗練させて、クリアでスケール豊かな秀演を披露する。★
スタックス・サウンドを支えたMGズのリーダーであるオルガン奏者の20年ぶりのリーダー作はなんとANTIから。南部ロック・バンドのドライヴ・バイ・トラッカーズとニール・ヤング(!)をバックに配しての、ざっくりしたインスト作だ。2009年夏にはフジロックに出演!
知る人ぞ知る、さすらいのフォーク・シンガー(1931年生まれ)、ANTI発の第2弾。策士ジョー・ヘンリー(アラン・トゥーサンほか)のプロデュースで、タンパ・レッド曲ほか、大昔のブルースを取り上げたもの。素直なトム・ウェイツといった味わいもあり。
神戸出身のアコースティック・ギター・デュオによる6枚目のシングル。「KATANA」はゴルフ用品メーカーのCM用に作られたもの。優しさの中に力強さを持つ“サムライ”をギターだけで表現している。5年のキャリアに裏打ちされ、ギター・インストというジャンルをしっかりと確立している。
村田亮(ダンデライオンのリョウタ)が結成したアコースティック・ユニット、Coral Reefのミニ・アルバム。ソングライターとして定評のある村田の書き下ろし楽曲が詰まった、珠玉のラヴ・ソング集だ。
凄まじいスピードと美しいメロディ、タイトなバンド感がまっすぐに伝わってくる「The Minority」が鳴った瞬間、一気に心をつかまれる。2002年に結成された4ピース・メロコア・バンドによるファースト・アルバム。ソングライティング、演奏能力の高さに圧倒されてしまう。
2008年11月、六本木STB139で行なわれた人気ギタリストの30周年ライヴを完全収録した2枚組CD。2003年の25周年に続き、伝説のフュージョン・バンド、パラシュートの面々を集め、ともにフロントを飾った今剛と華やかなギター・トレードを再び。胸のすくようなAOR全開。
地元栃木を拠点に活動する4ピース・バンドの、ファースト・アルバムに続くミニ・アルバム。直球勝負で押しまくるバンド・サウンドに乗せて、ヴォーカルの高津戸がエモーショナルに歌うという曲が多く、ピュアな激情にあふれた作品に仕上がっている。
2008年の「サクラ」も好評の女性デュオによる、親子の絆と優しさが見える10枚目のシングル。「たからもの」は母親の大きな愛情が感じられる歌で、その続編とも言える自作の「アカネ色〜あなたの声がする〜」は優しい母親に育てられた女性の心が綴られる。残る「思い出のアルバム」は多くの人が幼少の頃に親しんだ童謡である。
制作・出演
AttilaBlaho / BalintGyemant / BalintMajtenyi / GaborSubicz / TamasMeleg / ZoltanOlah / ハルチャ・ヴェロニカ発売元
株式会社ネイチャーブリスハンガリーの若手女性歌手。デビュー作『スピーク・ロウ』ではジャズ・スタンダードを歌っていたが、このサード作は前作同様、自身のオリジナル集。ロック〜ポップス色も濃厚なシンガー・ソングライターの世界は、不思議な浮遊感に包まれていて思わず引き込まれる。
2005年にデビューした女性シンガー・ソングライターの、メジャーでのファースト・アルバム。Charaあたりを思わせる、やや舌足らずの声と爽快感のあるメロディが持ち味。曲調もバラードを中心に、ファンク調、アコースティック・サウンドなど多彩で飽きさせない。